リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

日々、この時間帯が好きです

2010-05-28 05:54:08 | 日記
 飲んだくれた時以外、ほぼ毎日、五時前に起きている。
今朝は快晴、鶯の鳴き声の他に二三種類の鳥の声が聞こえる。五月の太陽は既に姿を現しているが暑さは感じない。カーテン越しの部屋で陽光を浴びて朝刊に目を通し、写真集などの雑誌をめくっている。家人はまだ寝ている。

静かな空間のほんの束の間、一人、この時間帯が好きである。

でもこんな時間帯はあっと言う間に過ぎる。

 六時過ぎになると、鳥の鳴き声も聞こえなくなり、犬を連れた散歩のおじさんが、通勤の亭主を載せたマイカーが騒がしくなり、カッカッとハイヒールの音と共にキャリアもどきのお姉さんが、私もそうだったがジミな格好の中高年オヤジたちが、速足で駅に向かう。それから暫くして、小学生が道くさを食いながら、学校へ向かう時間帯になる。

 更に毎日ではないが、決められた時間帯に各家庭の分別ごみが、指定の袋に入れられて門先に出される。(この役割、ご近所では私もそうですがリタイヤおじさんの役目のようです)

こんな光景が、道路より一段高い我が家、この部屋から、見てとれます。

 そのうち、家人が起きてきて、かたちだけの朝食を済ませ、前の道路の動きも騒がしく複雑になります。こんないつもの風景が淡々と過ぎていきます。

どこでもある毎日の繰り返しです。

・・・・

 なんて、きれいごとを言っていますが、
現実は、もっと複雑です。
「束の間」のアトの朝トレもこのところ、夕方の「買い物」と兼ねている場合が多い。リタイヤ後、シンプル生活を望んでいると言いながら、なんだかんだでしがらみの時間をとっています(とられています)。

 昨日は40数年前の仲間たちと会ってきたし、今日はこれから(午前中)近所の母・娘たちのマージャンレッスンを我がかみさんの指導の元で我が家でやり、員数のす助っ人で席に着きます。夕方はスーパーへ買い物。そのあと今日のメニューに従ってかみさんと二人で調理です。
暗くなるころ夕飯。平凡な今日、騒がしく過ぎ去っていきます。

・・・・

こんな日々の繰り返しです。せめて早朝、一人の時間帯を大切にしています。




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