『薬草料理教室』に来ています。
教えて下さるのは5月に開催予定の『新緑の天空祭り』でお世話になる、薬学博士の矢野忠則先生です。
(他講演会での写真引用)
矢野先生は薬を作る側で製薬会社に勤めており、現在は『おくすり研究会』の代表を務めています。
先生と薬草との出会いは、震災時、薬草に知識のあるご婦人が薬草を使って、しのいだことをニュースで聞き
当時製薬会社に勤めていたものの、薬草のことを調べたところ、大切なことだと思い身にしみて勉強を
はじめたそうです。そして製薬会社を定年退職後、薬草を通じて自然と人と触れあい一緒に学んで行きたいを
思い現在、県内外、いろいろな場所で講座をされており、とても人気です^^
そして・・・今日使う旬の薬草は『フキ・ヨモギ・ユキノシタ・タンポポ・カキドオシ』です。
これから、この食材を使って、炊き込みご飯とシュウマイ、おひたしを作ります
最初は薬草食材のことを詳しくレクチャー
タンポポの外来種と在来種の見分け方や、それぞれの薬草の名前の由来、効能など
とても興味深く、それぞれ風邪に効いたり胃腸に効いたり、それぞれの役割があります。
ヨモギは解熱効果があり、タンきり、や咳どめなど風邪によいらしく、
ユキノシタは冬、雪の下で青々とした葉っぱをつけることからユキノシタという名前がつけられたようです。
また毒の排出を促すデトックス効果があるそうです。
タンポポは婦人科系の病気に良い感じで、外来種と在来種の見分け方も知りました。
その他ヨモギは何にでも効能があり、万能の薬草だそうです。
ヨモギのお茶。とってもヨモギのいい香りがたちのぼってきます^^
薬草シュウマイ♪
投入とヨモギ団子と山椒のスープ。山椒との相性が絶品^^
ユキノシタのゴマ和え。
フキ♪どれもこれも美味しい^^
フキとジャコのご飯。レーズンがトッピングにのっています。レーズンと一緒にフキを食べることで、酒石酸が働き
フキの栄養素が1.5倍になるそうです
10時から約2時間の講座。たくさんの料理ができ美味しくいただきました^^
矢野先生の講座は5/4・5も開催します。この日は先生と一緒に1時間ほど薬草散歩をしながら写真を撮ったり
薬草を摘んだりし、食事もついています。
予約承っていますので、ご連絡ください
庭爺の森の主。作庭家の手島一さん
靴下とハンチング帽が可愛らしかったので写真を一枚いただきました^^