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医学部へ行こうと会社を退職して頑張っていますが…

NHK語学の約9.5kHzまでの音声周波数を約16.2kHzまでの音声周波数に復元する

2015年07月11日 13時24分52秒 | Weblog

NHK語学の約9.5kHzまでの音声周波数を約16.2kHzまでの音声周波数に復元する とは・・・

インターネットで、NHKネットラジオ「らじる★らじる」ラジオ第2(R2)で外国語学番組の放送を
「radikaベータ」で録っていたが、約2週間ぐらい「radikaベータ」での「接続エラー」
「回線を切断されました」「未対応エラー」やらでまともに録れなくなってしまったため、
新しい攻略法を開発した。

NHKネットラジオ「らじる★らじる」を録れば約16.8kHzまでの音声周波数が含まれているのだが、
「NHKゴガクのラジオ番組のストリ-ミング・ファイル」は、約9.5kHzまでの音声周波数しか
含まれていないのである。

音声周波数の数値読み取りは「WaveSpectra Ver.1.51」を使用。


(1)モノラルだが、約16.8kHzまでの音声周波数が含まれているNHKネットラジオ
   「らじる★らじる」ラジオ第2(R2)で外国語学番組の放送はモノラルであるが、
   高品質な音声のためこれでも十分。

(2)ステレオだが、約9.5kHzまでの音声周波数しか含まれていない
   「NHKゴガクのラジオ番組のストリ-ミング・ファイル」は、
   音声品質は良くないが、ステレオに慣れてしまうと、もうモノラルには戻れない?


(1)(2)のどちらを選ぶのか?
   雷や深夜放送ならば、中国語や朝鮮語が混信して入ってくる「AM放送」を録るよりは、
   AM放送と同じモノラルの(1)NHKネットラジオ「らじる★らじる」ラジオ第2(R2)の
   方が良いが、録れなくなる時がたまにあるので、再放送が無いと録ることは出来ない。

(2)は、1週間内であれば必ず聴くことができるので、録れないことは無い。
   ステレオだが音声品質が悪すぎる・・・。

そこで、(2)のファイルをソフトウェアを使用して、貧弱な音声をもっと高品質な音声に
することで、FM品質並みの音声にしてみることにした。しかもステレオである。

以前に外国語の含有周波数を書いたこともあるが、16.2kHzぐらいまで含有周波数があれば、
十分だと言うことにして、約9.5kHzまでの音声周波数を約16.2kHzまでの音声周波数に
復元することにする。


★手順
(1)フリー・ソフトウェア「Audacity Ver.2.0.5」でNHKゴガクのラジオ番組の
   ストリ-ミング・ファイルを読み込ませる。
   リアルタイム音声録音の場合は、ステレオ録音が望ましい。
(2)読み込んだファイルの全ての範囲を選択する。「編集(E)」タブの「選択(S)」の
  「すべて(A)」をクリックすると全体が選択される。そして「トラック(T)」タブの
  「リサンプリング(R)」をクリックすると、「リサンプリング」ダイアログが出てくる
   ので、「新しいサンプリング周波数(Hz):」の数値を「44100」にして
   「OK(O)」ボタンをクリック。
(3)「Audacity Ver.2.0.5」メイン画面下にある、「プロジェクトのサンプリング周波数
   (Hz):」も同じ「44100」にする。
(4)「ファイル(F)」タブの「書き出し(E)」をクリックし、ファイル名をつけて
   「WAV」形式で保存する。
(5)次にフリー・ソフトウェア「SoundEngin Free Ver.4.59」を使用し、名前をつけて
   保存した「WAVファイル」を読み込ませる。
(6)「編集(E)」タブの「すべて選択(A)」をクリックすると、エディター内の波形が
   黒色と黄色に変わる。
(7)「音質(Q)」タブの「ハイジェネレーター(高域補完)(H)」をクリックすると、
   「ハイジェネレーター(高域補完)(H)」のダイアログが出てくる。
(8)設定方法の一例は、「HPF」9105Hz、「効果」21.5dB、「LPF」9105Hz、
   「音量」-1.8dBで設定し、今度も同じ設定が使用できるように「ライブラリー」に
   名前をつけて保存すると良い。
   ※放送の音声レベルによって、大きさが違うため、4種類ぐらい「効果」と「音量」
    を小さくしたものを予め登録して、それを選択して使うようにする必要がある。
    各個人の使用環境が違うため、同じ設定とはならないことに注意。
(9)「ハイジェネレーター(高域補完)(H)」が終了する。
(10)「ファイル(F)」タブの「名前をつけて保存(A)」をクリックし、ファイル名を
   つけて「WAV」形式やハイ・ビットレートの「mp3」で保存する。
   何度も使用するのであれば、エンコード劣化しない「WAV」形式が良い。
   「Audacity Ver.2.0.5」を使用して、ファイル数が少なくエンコード劣化しない
   「FLAC」形式にしても良い。


★使用・作成ファイル
(1)~(4)
ラジオ英会話.wav (サイズ)155,188KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)1411kbps、(評価)オリジナル

(5)~(10)
ラジオ英会話高域補完.wav (サイズ)155,188KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)1411kbps、(評価)オリジナル

※flac設定:8最良、16ビット
ラジオ英会話.flac (サイズ)46,986KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)427kbps、(評価)オリジナル

★比較のため
NHKネットラジオ「らじる★らじる」ラジオ第2(R2)を「radikaベータ」で録って録ったもの
ラジオ英会話.mp3 (サイズ)25,110KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)229kbps、(評価)オリジナル
ラジオ英会話.wma (サイズ)05,327KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)48kbps、(評価)オリジナル
ラジオ英会話.m4a (サイズ)05,336KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)47kbps、(評価)オリジナル


★新しく高域補完したファイルを使用してのファイル変換
ラジオ英会話高域補完.wavを「Audacity Ver.2.0.5」に読み込ませて、ファイル変換を
してファイル数を小さくする。
オリジナルよりも著しく周波数帯域が減少しているもの等は「ダメ評価」にした。
高音域を復元しているため、元ファイルよりもビットレートが高いものになっている
ため、同じビットレート値にはならない。

■wma形式
ラジオ英会話96.wma (サイズ)12,126KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)96kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ
ラジオ英会話80.wma (サイズ)10,107KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)80kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ
ラジオ英会話64.wma (サイズ)07,579KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)64kbps、(評価)上より少し劣る
ラジオ英会話48.wma (サイズ)06,064KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)48kbps、(評価)上より少し劣る
ラジオ英会話40.wma (サイズ)05,054KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)40kbps、(評価)限度か?
ラジオ英会話32.wma (サイズ)04,045KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)32kbps、(評価)ダメ

●まとめ
wma形式の場合は、かなりビットレートを落としても、きちんとはっきり聴くことが
できる。
CD-R(700MB)に講義を約50回から約100回分入れることができるのは、かなり
すごーい。


■m4a形式
ラジオ英会話102.m4a (サイズ)13,037KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)115kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ
ラジオ英会話92.m4a (サイズ)11,950KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)106kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ
ラジオ英会話70.m4a (サイズ)08,799KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)77kbps、(評価)上より少し劣る 限度か?
ラジオ英会話57.m4a (サイズ)07,437KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)64kbps、(評価)ダメ

●まとめ
m4a形式の場合は、wma形式程ではないが、ビットレートを落としても、きちんと
はっきり聴くことができる。
CD-R(700MB)に講義を約55回から約80回分入れることができるのは、
これもすごーい。


■mp3形式
固定ビットレートCBR
ラジオ英会話256.mp3 (サイズ)28,153KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)256kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ
ラジオ英会話224.mp3 (サイズ)24,634KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)224kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ
ラジオ英会話192.mp3 (サイズ)21,115KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)192kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ

可変ビットレートVBR
ラジオ英会話220~260.mp3 (サイズ)28,183KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)256kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ
ラジオ英会話200~250.mp3 (サイズ)22,716KB、(時間)15分00秒、(ビットレート)206kbps、(評価)オリジナルとほぼ同じ

●まとめ
mp3形式の場合は、wma形式やm4a形式と比べるとファイル数は大きいが、
オリジナルの「WAV」形式と比べると約1/6になっている。
「FLAC」形式と比べると約2/3になっている。
mp3形式では、ビットレートが192kbpsを下回ると、音質がかなり劣化するため、
それよりビットレートが高いものを選んでいる。
固定ビットレートと可変ビットレートがあるが、都合が良いほうを選べば良い。
これでもCD-R(700MB)に講義を約25回から約33回分入れることができる
(週5回で1ヶ月間、カット無しの全ての放送分)のは、NHK語学CDよりもすごーい。

今までいろいろと試行錯誤をしてやってきたが、これで完成かな。

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