臆病なビーズ刺繍

 臆病なビーズ刺繍にありにしも
 糸目ほつれて今朝の薔薇薔薇

松木秀第二歌集『RERA』より

2016年10月13日 | 諸歌集鑑賞
誰しもが「空気を読んだ」だけだろう沖縄戦の集団自決    
ごみ箱は何でもごみにしてしまうミカンの皮も記念写真も
「おすすめの本があります」Amazonに教えられては買う本の束
そのむかし熊は神なりきこの土地にレラという名の風吹きしころ
はつなつの風れられらと過ぎゆきて銀のしずくのしたたるまひる
つなぐほどさみしいはるのゆびさきをそれでもかさねあって、みずいろ
レーガンやサッチャーが惚け中曽根が惚けぬ理由は俳句にあるか
夢の中筒井康隆あらわれて既知外既知外叫んで通る
二〇〇一年九月十日の夜までは二十世紀は続いていたり
検索でひとまず少し知ってみる深く知るため電源を切る(『RERA』より)
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