田舎者の映画的生活

田舎町に住んでいるナースが
何とか文化的生活を送ろうと
悪あがきしながら見た映画の感想の数々です。

映画「背徳の王宮」

2017年01月03日 | 映画・本
時は朝鮮王朝時代。
暴君として有名な燕山君に使えるイム・サホンとその息子のスンジェは、
自らの臣下としての権力を大きなものにするために、
ある策略に王を巻き込む。
それにより、臣下や家族をも粛清し続けた燕山君は、
精神的にますます不安定に。
さらに、自分の欲望を満たすために、
スンジェらに国中から女性達を1万人集めるよう命じる。
王の信頼を得て、王宮の実権を握ろうとするスンジェだったが
女性達を集める中で、美しい謎の女性ダニに出会い、運命を狂わせる。

チュ・ジフン主演作とのことで、
「キッチン~3人のレシピ~」に続いて鑑賞。
これは何とも言えない珍作。
燕山君の暴君ぶりは、実際に有名であり、
イム・サンホも姦臣として歴史に名を残しているみたいだけど、
まず1万人の女性を王のために集めて、
さらには王を満足させるために様々な教育を施すという、
そのシチュエーションがまるでコント。
それを大真面目に、格調高く見せようとしているところがおかしい。
パンソリみたいな大げさな抑揚のナレーションは、
それなりに作品には合っていたかも。

チュ・ジフンは、野心溢れる姦臣としての姿と、
1人の女性に少しずつ心を奪われ変化していくその様を熱演していて、
悪くなかった。
そしてとにかく狂っている燕山君を演じたキム・ガンウの
迫力ある演技が見応えあり。その勝手過ぎる振る舞いも含めて、
作品の見所かもしれない。

韓国では、わりと有名な俳優がけっこう出演しているのだけど、
日本じゃスターがこんな映画には出ないだろうな。
チュ・ジフンのファンとしては、まあまあでした。
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