田舎者の映画的生活

田舎町に住んでいるナースが
何とか文化的生活を送ろうと
悪あがきしながら見た映画の感想の数々です。

映画「美女と野獣」

2017年05月20日 | 映画・本
冷たく無慈悲な心が原因で、
魔女に呪いをかけられて野獣になってしまった王子は、
長らく城で、同じく物に変身させられてしまった家来達と孤独に暮らしていた。
ある日、父親を助けるために城にやってきた美しい女性ベルは、
野獣と出会い最初は反発しながらも、次第に心を通わせていく。
監督はビル・コンドン。

今回は字幕版で鑑賞。
アニメ版も劇団四季のミュージカルもすでに見ているけど、
この映画での、豪華絢爛で、人間ドラマとしての誠実かつ丹念な作りに感心。
特に美術と、ベルが住む村の人達の生き生きとした生活ぶり、
描写が素晴らしかった。
イマジネーション豊かなその映像を見るだけでも価値あり。
あまりにも有名な美しく楽しい音楽の数々も堪能できた。

ラブストーリーでは、恋が始まり進んでいくその過程を描くのが醍醐味。
野獣とベルが次第に惹かれあっていくその様には、キュンとさせられた。
ベルと両親のエピソードや、
善良な村人達がガストンに煽られて城に押し寄せるあたりの描写は、
親や家族の普遍的な愛を描いていたり、
人間としての弱き面を象徴していたり、
ドラマとしてストーリーに深みをもたらしていると感じた。

ベルを演じたエマ・ワトソンは、
知的で純粋なベルにぴったりのキャスティング。
美しく、強さを感じさせてくれた。
また、ラストで物に変身させられていた家来や召使い達が、
人間に戻る場面で、その豪華なキャスト達に嬉しい驚き。
ユアン・マクレガー、スタンリー・トゥッチ、エマ・トンプソン。
イアン・マッケランだけは、最初から声でわかってしまったけど、
ビル・コンドン監督作だから、やはり出演してくれないと。
問題の野獣。声がすごく素敵で、人間に戻った時の姿は、
もっとシャープな顔立ちを想像していただけに、
予想と違ってちょっと拍子抜け。

吹き替え版も評判良いので、気になるところ。
劇場は、カップルばかりで、1人で見た私は何かいたたまれなかったけど、
デートムービーには最適な作品。
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