別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

風信子

2005-03-23 | 別所沼だより

ヒアシンス、風信子とも書きます。なぜこの文字が当てられたのか知りたくなりました。 
 今回は図書館のメールレファレンス   
  T・M様 ありがとうございました

●季節の花事典 麓次郎著 八坂書房
 ヒアシンスが日本に渡来したといわれる安政年間(1845~1859)当時、この花は「ヒアシント」と呼ばれていた。
 田中芳男はヒアシンスの音訳として「飛信子(ひやしんす)の日本名をつけたし、明治六年発行の柴田昌圭・小安峻著『和英字彙』にはヒアシンスの日本語訳として「風信子(はやしんす)」と記している。

●日本国語大辞典 11(小学館)
 明治5年ごろに渡来したヒヤシンスに対し、田中芳男が「飛信子」とあて、それ以降「風信子」「夜香蘭」などの表記があてられた。この中では「風信子」がひろく用いられたが、結局どれも一般名称としては広まらず、大正までに「ヒアシンス」「ヒヤシンス」に落ち着いた。  
    
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2 コメント

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和名 (beru)
2005-03-24 11:52:13
お花にはそれぞれの由来がありますが

どうして「飛信子」を当てはめたのでしょうか・・・

まだよく理解できないでいます(笑)
返信する
飛信子 (百合百合・薔薇)
2005-03-24 17:09:24
単に、音を当てただけ? 語呂合わせ? また調べてみます 

 いつになるやら 
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