別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

梅雨空

2010-07-05 | こころ模様

      デュランタ

     湿度76%  サウナにいるような毎日だ。 暑さにつよい植物から元気を貰う。 パンチの効いた色は疲れたひとを励ましてくれる。

 モンシロチョウが毎日通ってくる濃紫のデュランタは、 メキシコ原産。         

  アガパンサス 

  梅雨空を吹きはらうようなすがすがしさは、 南アフリカ原産のアガパンサス。 激しいスコールに遇い、 今朝は水色の雫をためてうなだれている。 
     
   

       
             モントブレチア

   モントブレチアも 南アフリカ原産。
    朱色が好き   とてもすき! 

   口紅のいささか濃きも涼しけれ   万太郎

  今は つけてないように見える肌色系がはやるけど
   はっきりした口元も なかなか涼味を感じさせる。

  雨がやむと、 窓辺にゼラニウムの香りがしてくる。 洗濯物を外に出し、 ほどなく降ってあわてて仕舞って。 薄日もさして… また 降って  あぁ 気が抜けない。 
   


 

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4 コメント

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同じ花々 (ふくら雀)
2010-07-06 06:12:53
関東はゲリラ的な雨が降ったと報道されていますが大事ありませんか。案じています。

全く同じ花たちが、ほんの少しだけ季節を先取りしてここにも咲いています。アガバンサスは大方大きな花をふるい落としました。
桔梗、百合、半夏生が盛りですが、蝶の訪問を見かけません。雨のせいと思っていましたが、別所のダーウィン様のところにはすっかり腰を落ち着けて、長逗留をしているみたいですね。
同じ花でも、感性と、撮影の腕の違いでかくも生き生きと、その花の本来のありようが写せるものですね。

悪いほうの予測が当たってブラジルは負けてしまいました。せめていつもより口紅をちょっと濃くしてみましょうか。気味が悪いかな。やはり花に譲って止めにして、あるがままの雨の日を過ごします。
いつも美しい写真に元気をもらっています。
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花の唇 ()
2010-07-06 10:55:18
 お見舞いありがとうございます。あたりに被害はありません。 蝶は雨が止むと現れます。狭いからみつけやすいのです。ふくら雀さんの、広いお庭に群生する植物は、さぞかし雨つつみをお慰めしていることでしょう。梢の方を飛んでいるやも知れません。螺鈿の雨が降るように、見あげればきっとみつかります。

 「せめていつもより口紅をちょっと濃くして」  サクランボを口にふくむしぐさ… 笑顔が浮かびました。 お似合いですよ。
 ありがとうございます。
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モントブレチア (sora)
2010-07-08 21:50:26
何となく金魚の赤みたいだったので、勝手に[金魚草]だなんて呼んでいました。
写真に撮っておられるその赤は、私の見ている花よりも赤くて素敵さが漂うようです。
「とっても好き」…蛙さんがそういう表現するの、珍しいですね。
ブログを見ていますと、涼しげな青系がお好きかな?と、思っていました。元気な赤で華やかさがある……やっぱりその赤色が蛙さんのイメージなんだわと思い出しました。
あの素描に近い紫陽花の花~それでイメージしているのかも? と、振り返って思いました。
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朱の色 ()
2010-07-09 09:40:20
 soraさん おはようございます。いつもありがとうございます。なるほど… 金魚のヒレのようですね。
 この色を身につけることはありませんが、緑陰のハッとするような朱にドキッとします。いまは療養中の義妹も好きな色で、淡いオレンジがよく似合います。あかるい陽の色、元気が出ます。

 ブルーやグリーン、紅色。そのままより煙るような調子が好みです。絵にはしばしば使います。 紫陽花の絵を思いだしてくださってありがとうございます。

 
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