雑記

QGIS関連はサイト(https://sites.google.com/site/qgisnoiriguchi/)で

真面目ということ

2016-01-02 18:37:01 | 雑記
『真面目』ということについてつらつらと考えている。
「文句を言わずに言われた通り、あるいは決められた通りに動くこと」を『真面目』だと考えている人がいるというのは
正直なところ結構な勢いで意外だった。

個人的には「真剣に正面から取り組む」ことが『真面目』ということだと思っていて、
その対象が違うから齟齬が発生するんだと思っていた訳ですよ。
私の近辺の話で言うなら、自分自身の立ち位置をエンジニアと考えるかサラリーマンと考えるかで
真剣に向き合う対象が違うからズレが生じて、そのせいで判断が真逆になるんだと思っていたわけです。
もちろん何に対しても真剣にならない、根本から不真面目な人間がいることも知っているんだけれども
それは少数派で、だいたいの人は何かに対しては正面から取り組んでいるものなんだと思っていたんですよ。

例えば中高生の時に、教師の言う通りにするという意味での『真面目』な生徒は
「学生である」ということに対して真剣なんだと。
私は「好奇心を満たす」ということに真剣だったので、彼らとは合わない。
人によってはおしゃれに真剣だったり恋愛に真剣だったりして、それは私には分からない世界だけれども
それは真剣になる対象が違うだけだと思っていた。

でも、言われたとおりに動くということを真面目だと考えているなら
結局それは何に対しても真剣になっていないということで
そんな奴がうじゃうじゃいるというのは、なかなか考えたくない話で。
でもそう考えると色んなことが腑に落ちた。

私の周りに残った人が、割と「何かに対して正面から向き合う」タイプの人が多くて
何に対しても責任を持たないというタイプはそんなに多くはないんだけれども
でも結局それは、私の周りに残った人の中の話なんだろう。
消えていった人と私が切り捨てた人の中には「言われたとおりに動く」だけの人が一定以上いて
その人たちにとっては私は面倒くさいだけの人間だということだろう。


知らなかったで済まされるはずのないことに、いけしゃあしゃあと
「全然知らなかった、何をやってるんだ」とか言えてしまうような人たちは
結局何に対しても真剣にはならないのだろう。

ああ、だから私は一本気だと言われるのか。なんか納得。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。