「不可視の両刃」放射線に挑む~若き医学者の英国留学記~

福島第一原発事故被災地での臨床経験がきっかけとなり、放射線医科学を研究しています

楽しているように見えるかもしれませんが

2017-07-11 | 雑記
日本滞在中に仕事をなかなか進められずにいます。しかし、まあ、来週には英国に帰るので挽回するつもりです。某先生から風邪をうつされて体調を崩している間に、書類仕事がかなり溜まってしまいました。

筆頭著者としては今年で4報目となる論文が今日採択されました。
もうすぐ20報の大台に到達します。現在、査読されている論文がおそらくその節目になるでしょう。先日、某先生とも密談しましたが、業績的にはもうそれなりのレベルになっているし、留学中にさらに成果が見込まれるので、あとはポジションが問題です。つまり、私のやろうとしている研究を実現できる環境が必要になります。具体的には、自分の研究グループを率いる地位に就くことが出来るかどうか、ということです。
様々な方々からご助言を頂戴しましたし、中には「留学後にうちに来ないか」というありがたい話までありました。どの選択が最善なのか今はまだ判りませんが、私には為すべきことがありますから。それを叶えるのに最も好適な条件を勘案することになるでしょうか。

いつものことですが、色々と悩ましいものです。
基本的に私はいつも独りでもがいています。恩師からは「〇〇君は独りで道を切り拓ける人だから」と評されている私ですが、仕方なく独りでやっているだけであって、最初からこうなりたいと思っていたわけではありません。
しかし、良くも悪くも、私は未だに自分とほぼ同じ視点で物事を見ている人に会ったことがありません。私よりも視点の高さがはるかに高い人たちも知っていますし、私よりも頭の回転がはるかに速い人たちも知っていますが、私と同じような生き方を選べる人を知りません。
白鳥は水面を優雅に泳いでいるように見えますが、水面下では足を沢山動かしています。私も独りでなんとかやっているように見えるのかもしれませんが、まあ、その影では人一倍の苦労もしていると言えるでしょう。
決して、楽しているわけではありません。
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