水戸へ行くなら、常磐線特急ひたちが便利です。
この特急を使えば上野から1時間少し、普通電車なら2時間少しかかります。
料金はといえば特急なら4000円を少し超え、普通車なら2000円程度です。
曖昧な運賃表示はこの路線は季節によって運賃が異なるからです。
先日の一人旅は上野から水戸まで各停を利用してのんびり旅をしました・・・
通勤時間帯でなかった事もあり、ガラガラの車内はとても首都圏の交通機関と思えないほどでした。
さて今回はMasacoさんが同行・・・各停で水戸まで行こうと誘うと「賛成!!でもグりーン車で・・・」と言うことで大奮発して二階建てのピカピカの車両に乗り込みました。
関西圏のJR西日本では、随分前からグリーン車がありません。
この事情は色々あるようですが、座席に格差をつけるより、運行時間短縮を進め私鉄客を奪い取れという思惑があったからです。
この究極が例の福知山線の脱線事故を生じさせたとも言えます。
あの事故が発生するまでは、車掌はヒステリックで駆け込み乗車があれば「今、○号車で駆け込み乗車がありました・・・」のように、まるで乗客をなじるようなアナウンスを平気でやり、不愉快を超えた異常な雰囲気でした。
それまでは乗客の動きを見ながらドアを閉めていた車掌が、時計とにらめっこで、時間になると有無を言わさずドアを閉めるようになりました。
危険極まりない行為ですが、ドアに引っかかる客があれば車内アナウンスでののしる訳です。
メリットは当然あります・・運行時間は実に正確で、複々線ですから新快速と普通電車の接続は同じ駅の向かい合ったホームに入り乗り換えは数秒で住みます。
まるで呼吸をあわせたように同時間にホームに滑り込むという妙技は自慢だったのです。
複々線の強みは絶大で、並行して走る阪神や阪急電車は束になってもかなわない競合路線でした。
大阪神戸間をわずか19分で結び、京都に行くにも新幹線など使う必要がないくらい速い電車が運行されていた区間です。
あの事故以来、JR西日本の時計は逆戻りしました。大阪神戸間の所要時間は21分に戻り、車掌も乗客をののしらなくなり、少々のダイヤの乱れなど気にしない雰囲気に突然変わりました。
もしこの新快速が常磐線を走れば、普通料金だけで水戸まで50分はかからないでしょう。
もちろんJR東日本は死んでもやらないことですが、その反面常磐線の特急を使うとよく分かるのは、ドル箱路線を維持することを最優先していることがよくわかります。
あのわずかの距離で、普通電車は特急を2本見送るのですから、特急に乗らなければ・・・という心理をわき起こします・・うまい作戦です。
今回ゆっくり車窓の景色を楽しみながら水戸まで行くという思惑は正解だったものの、2時間の行程では取手までに外は真っ暗になりました。
もっと残念なことは、せっかくの2階建て車両の窓が空間を大きくとるためか曲面になっており、車内の照明がガラスに乱反射してまったく外の灯りが見えないことでした。
車両のデザイン優先も大事ですが、外の景色くらい見やすい設計にしてよ・・・と感じたものです。
常磐線はだまって眠ていろと言うことかもしれませんが、のどかな田園地帯の景色に感動する人も多いはずです。
電車の旅はそれぞれの路線に特徴があり、褒めるのもよし・・けなすのも良し・・結構楽しい発見があるものです。
この特急を使えば上野から1時間少し、普通電車なら2時間少しかかります。
料金はといえば特急なら4000円を少し超え、普通車なら2000円程度です。
曖昧な運賃表示はこの路線は季節によって運賃が異なるからです。
先日の一人旅は上野から水戸まで各停を利用してのんびり旅をしました・・・
通勤時間帯でなかった事もあり、ガラガラの車内はとても首都圏の交通機関と思えないほどでした。
さて今回はMasacoさんが同行・・・各停で水戸まで行こうと誘うと「賛成!!でもグりーン車で・・・」と言うことで大奮発して二階建てのピカピカの車両に乗り込みました。
関西圏のJR西日本では、随分前からグリーン車がありません。
この事情は色々あるようですが、座席に格差をつけるより、運行時間短縮を進め私鉄客を奪い取れという思惑があったからです。
この究極が例の福知山線の脱線事故を生じさせたとも言えます。
あの事故が発生するまでは、車掌はヒステリックで駆け込み乗車があれば「今、○号車で駆け込み乗車がありました・・・」のように、まるで乗客をなじるようなアナウンスを平気でやり、不愉快を超えた異常な雰囲気でした。
それまでは乗客の動きを見ながらドアを閉めていた車掌が、時計とにらめっこで、時間になると有無を言わさずドアを閉めるようになりました。
危険極まりない行為ですが、ドアに引っかかる客があれば車内アナウンスでののしる訳です。
メリットは当然あります・・運行時間は実に正確で、複々線ですから新快速と普通電車の接続は同じ駅の向かい合ったホームに入り乗り換えは数秒で住みます。
まるで呼吸をあわせたように同時間にホームに滑り込むという妙技は自慢だったのです。
複々線の強みは絶大で、並行して走る阪神や阪急電車は束になってもかなわない競合路線でした。
大阪神戸間をわずか19分で結び、京都に行くにも新幹線など使う必要がないくらい速い電車が運行されていた区間です。
あの事故以来、JR西日本の時計は逆戻りしました。大阪神戸間の所要時間は21分に戻り、車掌も乗客をののしらなくなり、少々のダイヤの乱れなど気にしない雰囲気に突然変わりました。
もしこの新快速が常磐線を走れば、普通料金だけで水戸まで50分はかからないでしょう。
もちろんJR東日本は死んでもやらないことですが、その反面常磐線の特急を使うとよく分かるのは、ドル箱路線を維持することを最優先していることがよくわかります。
あのわずかの距離で、普通電車は特急を2本見送るのですから、特急に乗らなければ・・・という心理をわき起こします・・うまい作戦です。
今回ゆっくり車窓の景色を楽しみながら水戸まで行くという思惑は正解だったものの、2時間の行程では取手までに外は真っ暗になりました。
もっと残念なことは、せっかくの2階建て車両の窓が空間を大きくとるためか曲面になっており、車内の照明がガラスに乱反射してまったく外の灯りが見えないことでした。
車両のデザイン優先も大事ですが、外の景色くらい見やすい設計にしてよ・・・と感じたものです。
常磐線はだまって眠ていろと言うことかもしれませんが、のどかな田園地帯の景色に感動する人も多いはずです。
電車の旅はそれぞれの路線に特徴があり、褒めるのもよし・・けなすのも良し・・結構楽しい発見があるものです。