考査期間に入りましたので、まとまった部活としてはオフですが、勉学と調整しながら、適宜身体を動かしておくようにしてください。
下記の質問がありましたので、私からの返事を載せておきます。
勝つことを目標としている競技において、試験問題のように絶対の正解などはありませんから、私の知識と経験からの判断に過ぎませんが、参考にはなるでしょう。
時間というものは有限です。無駄で無意味な練習に貴重な時間を費やしてしまわないように、しっかり考えて練習しましょう。また、度々言及していますが、身体を動かすだけでは、練習としては不完全です。栄養の補給と回復のための休養(睡眠)と合わせて、初めて練習の効果は最大限になります。
また、記憶の定着にも睡眠が必要であることは既知の通りです。1日のスケジュールをバランスよく組み立て、考査後に補講や追試のないようにしてください。
【Question】
>夜分すみません。
ラケットを使った肩のトレーニングは1日何回するのがいいんでしょうか?
ちなみに今は1日左右300ずつしてるんですけど。
【Answer】
浅野の投手とメジャーリーガーの松坂大輔では、自ずと練習量は違います。
適正な運動負荷と量は、本人にしかわかりません。
とはいえ、ラケットを使う練習の目的は、
1.正しい肘の高さを覚える。
2.腕の振りと体幹部の捻りを連動させることを覚える。
3.空気抵抗を利用して、投球動作に必要な筋力の強化を図る。
以上の3点にあります。
1set 左右各15回として、3~5setを、フォームと動作を意識して行うのがよいでしょう。
また毎日行うよりは、一勤一休で2週間ほど続けてみて、肩の張りや痛みがないかを確認しながら、一勤一休と二勤一休を交互に行うようにして、1ヶ月半から2ヶ月先に二勤一休で行うとよいでしょう。
なお、セット数については、日中の練習で投げ込んだときは3setまでに抑え、投げ込みがなかった日は5set行う等、1日トータルの練習量に配慮することが大切です。
毎日毎日同じ練習をひたすらに繰り返すというのは、百害あって一利なしです。
そういうのは、昔の軍隊の悪弊に過ぎません。
故障するだけで意味がないので気をつけるように。
また、1setめは、身体にこれから何を行うのかを認識させるために、ゆっくり大きな動作を心掛けること。
最後に、あまり実施する者がいませんが極めて重要なこととして、日中の練習内容と投球数、当該練習のセット数を必ず記録し、翌日にはその日の肩の調子の感想を書き留めておくこと。
半年も継続すれば、自分の肩の疲労からの回復のリズムが客観的にわかるようになります。則ち、試合に向けた肩の仕上げ方がわかるということです。
蛇足ですが、練習の前後には必ずストレッチすること。特に、与八ストレッチは効果が期待できるので、家族に手伝ってもらってしっかりとやってください。
以上。
下記の質問がありましたので、私からの返事を載せておきます。
勝つことを目標としている競技において、試験問題のように絶対の正解などはありませんから、私の知識と経験からの判断に過ぎませんが、参考にはなるでしょう。
時間というものは有限です。無駄で無意味な練習に貴重な時間を費やしてしまわないように、しっかり考えて練習しましょう。また、度々言及していますが、身体を動かすだけでは、練習としては不完全です。栄養の補給と回復のための休養(睡眠)と合わせて、初めて練習の効果は最大限になります。
また、記憶の定着にも睡眠が必要であることは既知の通りです。1日のスケジュールをバランスよく組み立て、考査後に補講や追試のないようにしてください。
【Question】
>夜分すみません。
ラケットを使った肩のトレーニングは1日何回するのがいいんでしょうか?
ちなみに今は1日左右300ずつしてるんですけど。
【Answer】
浅野の投手とメジャーリーガーの松坂大輔では、自ずと練習量は違います。
適正な運動負荷と量は、本人にしかわかりません。
とはいえ、ラケットを使う練習の目的は、
1.正しい肘の高さを覚える。
2.腕の振りと体幹部の捻りを連動させることを覚える。
3.空気抵抗を利用して、投球動作に必要な筋力の強化を図る。
以上の3点にあります。
1set 左右各15回として、3~5setを、フォームと動作を意識して行うのがよいでしょう。
また毎日行うよりは、一勤一休で2週間ほど続けてみて、肩の張りや痛みがないかを確認しながら、一勤一休と二勤一休を交互に行うようにして、1ヶ月半から2ヶ月先に二勤一休で行うとよいでしょう。
なお、セット数については、日中の練習で投げ込んだときは3setまでに抑え、投げ込みがなかった日は5set行う等、1日トータルの練習量に配慮することが大切です。
毎日毎日同じ練習をひたすらに繰り返すというのは、百害あって一利なしです。
そういうのは、昔の軍隊の悪弊に過ぎません。
故障するだけで意味がないので気をつけるように。
また、1setめは、身体にこれから何を行うのかを認識させるために、ゆっくり大きな動作を心掛けること。
最後に、あまり実施する者がいませんが極めて重要なこととして、日中の練習内容と投球数、当該練習のセット数を必ず記録し、翌日にはその日の肩の調子の感想を書き留めておくこと。
半年も継続すれば、自分の肩の疲労からの回復のリズムが客観的にわかるようになります。則ち、試合に向けた肩の仕上げ方がわかるということです。
蛇足ですが、練習の前後には必ずストレッチすること。特に、与八ストレッチは効果が期待できるので、家族に手伝ってもらってしっかりとやってください。
以上。