ゆがわいた

ラビブログが帰ってまいりました。

ジーンズ・エレジー

2017-05-12 05:49:05 | 日記

数年ぶりにブルージーンズを購入した。

夏向きのソフトジーンズは昨年買ったばかりだが、オールシーズン用のジーンズを新しくする必要に迫られた。

 

ジーンズといえば、30歳前半にジーンズ・パンチパーマ・偏光眼鏡を身に着けて教壇に立った忌まわしい思い出がある。

消そうにも消えることのない心の刺青といったらいいだろうか。(刺青のほうはまだ消すことは可能だけど)

その後はファッションとして作業着として、わが身を優しく時には厳しく締め上げてくれたジーンズ。

今は年間300日以上ジーンズを穿かない日はないほど体の一つになっている。

だからショップでも、何回も試着しながら吟味して購入した。

 

ビールと違ってジーンズはEDWINにこだわっている。

なぜかって? ロゴマークが好きだから。(とでもしておこう)

今まで履いていたのが403シリーズのウェスト32。

快適な腰回りのレギュラーシルエット、ゆとりのある股上、ヒップにゆとりのあるレギュラー、という宣伝につられて購入したが

自分のように「メタボ・胴長・短足」の三重苦を抱えている者にはそこそこ快適な着心地だった。

当然、今回も403シリーズに絞るつもりだった。

 

ショック その1  幻の403

「当店では403は扱っておりません」という店員の一言。

「だったら、私のこの体型に合うものを選んでよ」

といって、何本目かに用意してもらったのがED03のレギュラーストレート。

今まで履いていた403も同店で購入したのだが、若者向きの品ぞろえにしてしまったのか。

ジーンズ専門店でなかったのが悔やまれる。

 

ショック その2  30のせめぎあい

ウェストサイズ32だと緩くなってきた現在、試着室で二回り小さいサイズのジーンズを試着してみた。

が、悪あがきだった。

31で妥協するしかなかった。(30というボーダーに迫れる日はいつ?) 

 

ショック その3  裾上げ

ジーンズに限らず、パンツの裾上げで切り取られた生地を見るときの屈辱感は耐えがたい。

ウェストは努力次第で何とか縮まる可能性は残されているが、足の長さはどうにもこうにも伸びようがない。

この日、一緒にジーンズを購入した連れが追い打ちをかけてきた。

「私は裾上げしなくても大丈夫だったよ」(この、くそ婆ァ)

日々のウォーキングとラジオ体操のおかげで、あの美脚が戻りつつあるのか。

 

ショック その4  豚バラ

連れのジーンズ姿は確かにファッショナブルだった。

ところがオレのジーンズ姿を見た連れから「あらっ、いいじゃないの」という世辞の一つも返ってくるのかと思ったら

「もう少しお腹がへっこんでればねえ」

   歩けども/歩けども猶わが体変わざりけり/ぢっと腹を見る  豚木

「ぢっと手を見た」啄木は26歳で亡くなった。

今は豚腹になっちまったオレも、ジーンズはウェスト27から始まった。 

 

 

新しいジーンズに身を包み、悲喜こもごもの感情がじーんと沸き立つ瞬間であった。

(たかがジーンズひとつで感傷におぼれるとる。ラビってやつは・・・)

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