20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番

2016年10月16日 | プロコフィエフ

○D.オイストラフ(Vn)クーベリック指揮プラハ放送管弦楽団(ANDROMEDIA)1947/5/15live・CD

録音が不安定。冒頭より欠損もしくはオケの音が極端に小さくなる場面が多々あり、ソリストとの録音バランスの悪さがきわ立った状態だ。が、個人的にはこれが父ストラフのプロ1のベスト演奏。どこにも隙の無い、隅々まで音の一つ一つまで表現解釈が施され全てが違和感なく融合しきって流れを作る。独壇場とも言っていいだろう。何と言っても流麗なボウイング、豪快なのに繊細なニュアンス、自然に高度な技術を駆使することのできる、この時点での才能はハイフェッツをも凌いでいたと確信する。太く艶のある音色はけして単調にもならず飽きない。貧乏たらしくなく、下卑ず高潔である。テンポが性急で、切羽詰った感じが強すぎると思うかたもいるかもしれないが、クーベリックがバックということもあり、曲がそれを要求している気もするし、そのスタイルに私はプロコの1番はベストマッチだと思う。オイストラフ全盛期のプロコとして記憶に留めたい一枚。録音状態をマイナスして○。オケ聴こえない・・・
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