20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

マーラー:連作歌曲集「さすらう若人の歌」

2017年05月19日 | Weblog
フィッシャー=ディースカウ(B)シューリヒト指揮ORTF(ORTF,ina)1957/9/9live・CD

5年前のフルトヴェングラーとの録音で有名なディースカウの「若人」だが、まだ若々しくはつらつとしている面もさることながら繊細な詞の再現における技巧的にすぐれたさまも今更ながら楽しむことができる。あくまで歌唱につけただけでバックがどの程度影響したかわからないが同曲をレパートリーとし翌年のライヴも発売されているシューリヒト/フランス国立放送oの組み合わせも昔のシューリヒトのデフォルメも辞さない積極的解釈が出ていて特筆できる。柔らかく落ち着いた面より細かい機微の表出力が印象的。これを振るなら直接引用先の「巨人」も振って残しておいて欲しかったが、まあ、結局バックに徹した結果なのだろうか。モノラルだがノイズもなく非常に安定した良い復刻。
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