20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

2017年06月14日 | Weblog
◎ピエルネ指揮コンセール・コロンヌ管弦楽団(MUSIC&ARTS)1929パリ・CD

何ともいえない雰囲気のある演奏です。ここまでこの曲のイメージに沿ったやわらかでどこか哀しげな録音というものを私は知りません。まさに情緒纏綿といった感じですが、それはテンポや発音の変化においてそう言えるだけであり、音色は透明で爽やかな感傷性を秘めています。春のゆるい風のような、ともするとドビュッシーの印象派的な感じすら与えかねないものになっています。この曲が好きなら一度は聴いてみてください。ちょっとこの曲を知っている方なら、まさにこの曲のイメージそのものを固定化した演奏として感じ取れるでしょう。ラヴェルの演奏史はここから始まったのです。◎。


※2004年以前の記事です
ジャンル:
ウェブログ
Comment   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ☆ストラヴィンスキー:ヴァイ... | TOP | ☆プロコフィエフ:弦楽四重奏... »

post a comment

Recent Entries | Weblog

Trackback

Trackback  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。