20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆リムスキー・コルサコフ:シェヘラザード

2017年04月04日 | リムスキー・コルサコフ
○ストコフスキ指揮モンテ・カルロ・フィル(DA:CD-R)1967/7/26live

オケは集中力が高くまとまっていて、各ソリストの技量も高い。ギトギトの脂ぎった光沢をはなつストコの音楽を実に忠実に勢いよく表現しきっている。拡散的で非常に色彩豊かな音響を作るストコの特徴が過度にならず出ていて面白い。ライヴなりに精度には限界があり、ストコらしい彫刻の雑さも耳につく。録音はエアチェックにしてはおおむねよいほうだが撚れや電子雑音が目立つ箇所もある。従ってけしてストコの録音として万全とは言えず、別にこれを取り立てて聴く必要はないが、ダイナミックで異様な迫力に満ちた派手派手なこの音楽が、80台半ばを迎えた老人の指先から生まれてきていることを思うと感動すらおぼえる。耳の確かさ、頑丈さは尋常ではない。これは手兵による演奏ではない。なのにここまで指示が行き届き実演にて統制がとれれば十二分である。下振りによる入念なリハや勝手な指示が山ほど書き込まれた譜面が配られていたにせよ。○。
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練習指揮ってなんだろうね (けん)
2008-09-17 00:15:02
まぁ名前出しても良いだろうから出すけど、堤門下生だな。
いやほんと困るのだよね。
うじゃうじゃ出現して勝手な解釈で振って、で、堤氏が来ると全然違う。
門下生で大成した人はいないがねw
で、門下生が振るとなると今度はその関係者が下振りに来る。
あるいは楽器トレと称した人物も使わないといけない。
金がかかる。
東京じゃそう言う関係で使うオケがないって聞くな。
地方オケで弾こうかなぁと思ったとき、棒振りが門下生だと聞いてびっくり。
オケの練習状態を聞いたら案の定、東京からトレーナが来たとの事。
俺は自分の経験をとうとうと語り、そのトラは辞退した。
いやホント困るよ。
実名は伏せたほうがいいかもw (管理人)
2008-09-17 10:26:39
下振りといってもストコクラスだと師匠の生前に既に独り立ちして立派に活動していたセレブリエルなどだと思いますので、弟子ということと学校で教授を受けた程度の門下生というのとは若干深さが違うと思います。ボールトがニキシュの薫陶を受けたというのはもう殆ど無関係ということでしょうし。。

アマオケは地域によってやり方が違いますのでそのままかどうかはわかりませんが、一般大学だと楽器ごとに必ずトレーナーがつき、セクション毎にまたトレーナーがつき、全体の学生指揮が普段の練習をし、指揮者先生の補完に現役音大院生レベルが練習を見て(どちらサイドから打診するかはコストと指揮者次第でしょうが)、更にその都合すらつかない場合もっと格下の人が来ることもあるし、ってことですね。人間関係的なものがけっこう濃厚なのでよく先生が手をつけた系の話はあるし、個人的には下振りのほうが解釈が好きだったことのほうが多いです。即物系の指揮はガキだったので好きではなかったんですね。

でもたぶん、アマチュア相手の指導というのも一つの収入源として確立している面、更に経験を積むという意味でプロはなかなか振れないので振らせてもらえる(そのかわりギャラは低い)、あるいはプロオケには運営側方針でやらせてもらえない珍しい曲や難しい曲大曲が曲がりなりにも振れる(ギャラも低めに抑えられたりする)、そういう点でお互いにいい面もあるかと思います。

厄介なのはトレーナー・・・?

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