20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆ラフマニノフ:交響的舞曲

2017年04月24日 | ラフマニノフ
○コンドラシン指揮シンシナティ交響楽団(VIBRATO:CD-R)LIVE

激烈なコンドラシン健在でリズム刻みの強烈さは比類ない。両端楽章がききものだ。特徴としてはロマンティシズムで、中間楽章から三楽章までの流れの中に強靭で男らしいうねりがより届きやすいわかりやすい形で取り込まれている。楽団にやや弱さを感じるしとくに弦楽器はついていけずバラケる場面も少なからずだが、三楽章のとくに後半、芳醇な香りにはハリウッド往年の感傷的な映画音楽張りの音表現をきくことができる。いかにもアメリカ的な垢抜けた要素もはらむ曲なだけに清々しく板についている。こういうレガートの表現にたけたオケなのだろう寧ろ。コントラストも鮮やかである。明らかにバラけてもやる気はすさまじく好感が持てる。旋律が浮き立つのは録音バランスがいいせいもあるだろう。モノラルで篭った汚い音だが録音状態としては悪くない。最後の派手なフィナーレからタムタムの残響が残り絶えるまで拍手が起こらないのが呆気にとられたようでライヴ感がひときわ際立ちよい。これはなかなかのものだが、録音をマイナスして○にとどめておく。
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