湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ショスタコーヴィチ:交響曲第6番

2006年05月30日 | ショスタコーヴィチ
○ストコフスキ指揮NYP(vibrato:CD-R)1968/4/11live

文句なしに巧い。聞かせるすべを心得ている。この人がショスタコーヴィチに示す適性は何なんだろう?NYPがここまで統率されたのは何故だろう?交響曲第5番で描ききれなかったショスタコーヴィチのマーラー的なドロドロを(ロマン性とでも言おうか?)明快に描き切り、満場のブラヴォを勝ち得た。このフィナーレのカタルシスこそSYM6の本質なのだ。解放のイメージに交響曲第5番の屈折は無い。ハッとする演奏。録音状態をかんがみて○。
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