20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

モーツァルト:交響曲第40番

2016年11月05日 | Weblog
アンゲルブレシュト指揮ORTF(ina)1954/12/30live 55/1/6放送

ina.frからもamazonデジタルからも配信されている同日プログラムの最初に収録(メインはフォレレク)。いかにも50年代によく聴かれるスタイルの演奏で、力づくで押さえ込み攻撃的なアンサンブルを繰り広げていくさまはモーツァルトというよりベートーヴェン。凝縮力の強いフルヴェン的な演奏で、オケの雑味もまたこの時代のライヴ録音らしく楽しめる。ドビュッシーの使徒アンゲルブレシュトの演奏と思ってはいけない。フィデリオ全曲なんかも振っていたORTF創始・常任指揮者の演奏。このオケに後年聴かれるお高くとまったような?雰囲気は無く、モノラルの音の塊の生々しさから、この人がこのオケをローカル色から脱した万能オケにしたい意図が伝わってくる。ザッツが雑とかアマオケのダジャレみたいなことは言わないが、そういう雑さはこの演奏様式なら気にならない。セッション録音にはないライヴ感に気を煽られる演奏。
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