20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆ワグナー:「ニュールンベルグのマイスタージンガー」~1幕への前奏曲

2017年04月03日 | Weblog
○クレンペラー指揮トリノ・イタリア放送交響楽団(CETRA)1956/12/17LIVE

じつに立派な演奏である。オケの熱血ぶりが冷血クレンペラーにどう届いたのか、タテノリで格調高いテンポ取りでいながら歌心にあふれ、とくにワグナー屈指の対位法的構造を生かし対旋律を極めて明確に謡いあげることで、どこの端をとっても歌そのもの、スコアの上から下までの全てが歌い出す素晴らしい時を作り上げる事に成功している。クレンペラーの鼻歌がいっそう気運を盛り上げて、まあこの時期のクレンペラーは晩年よりはよほど熱血だったわけだけれども、それでも希有の充実した演奏を作りあげた。音さえよければ、さらにバランスさえよければ(ファーストヴァイオリンが聞こえない!)◎ 必定だが涙をのんで○。拍手も盛大。名演。CD化したか。,
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