20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆ブラームス:交響曲第1番(1876)

2017年05月15日 | Weblog
◎シェルヒェン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団(WESTMINSTER)

ベートーヴェンの第9のライヴを思い出して欲しい。まさにアレだ。「激烈」のひとことである。2、3楽章はともかく両端楽章は、血管が千切れそうなハイテンションな打撃音と異常に速いテンポに唖然呆然とさせられる。とくに終楽章は出色の出来で、この曲がその時代にベートーヴェンの第10と評されたことを思い出させてくれる。シェルヒェンはまさに「そういうふうに」演奏しているのだ。コーダの突進するインテンポは唖然を通り越
して笑いすら込み上げてくる。こんな演奏他では聞けない。完全にインテンポですよ・・・尋常じゃない速さの。ブラスはテンポを落として派手にぶっぱなすことができず欲求不満が堪ったのではないか。使い古された表現だが、まさに機関銃のようなトンデモ演奏だ。でも、こんなの他に聞けません。オケも乗ってるしミスも無く巧い。文句無し◎。スタジオでこれができたのが不思議。

※2004年以前のLPの感想です、CD再発等不明
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