20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆ドビュッシー:三つの交響的エスキース「海」

2017年04月18日 | ドビュッシー
○セル指揮クリーブランド管弦楽団(ArtNova)1965/5/19レニングラードlive・CD

凝縮された迫力が凄いセルのロシアライヴ。この時代の西側楽団(米国楽団)のロシアライヴは皆凄く定評があるが、セルも他聞に漏れない。ただ、音が板起こしでやや悪く、3楽章のクライマックスでヒスノイズなど目立つ。こういうふうに音が崩れると、高精度演奏による迫力を目したセルのような人の音楽はとたんに精彩をうしなうのだ。しかし殆どトスカニーニな魅力的な音楽ではある。セルならではの施術により、まるでロシア楽団のような力強い表現とアメリカ一流オケとしての精度が、他のアメリカ録音などとは違う異様な雰囲気をかもし、けしてブラヴォは出ないけれども、有無を言わさぬ拍手は呼んでいる。○。
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