20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

ミヨー:交響曲第5番

2017年11月20日 | Weblog
フランシス指揮バーゼル放送交響楽団(cpo)CD

ミヨーの交響曲でも30分超えはこれくらいではないか。この前後は長い交響曲が多いが群を抜いている。しかし内容は同じ。ただでさえ連綿と続く同じような調子、騒がしさの音楽なので、構成への配慮が感じられず、構造や部分部分の創意で楽しめないと聴いていられない。一番のような牧歌だけの交響曲ではなくより深く、複雑な交響曲らしい交響曲になっているのは四番とくらべてもあきらかで、メロディもあまりわかりやすいものではなく工夫は重ねられている。それが逆効果になって、断ち切れるフィナーレまで、四楽章のおのおのの性格の違いは明確だが、おのおのの中はごちゃごちゃした同じ調子にきこえてしまうのだ。まだフランシスとバーゼルだから明晰で耐えられるのだと思う。
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