20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

2016年09月19日 | Weblog
ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(RCA)1952/10/27(49-55説は誤り)・CD

2016年9月発売RCA録音全集ボックスに収録。モノラル旧録で、かつて日本特典盤として世界初CD化されたものと同じ(このときの収録音源は全て今回網羅された)。いくつかのデータが1949年から1955年の間の別日録音としているものの、RCAへは二回しか録音していない。LP発売日や再発日などと混同しているか、単純な誤りである。録音時期が時期だけに古びた音で、下手に自分で加工するとノイズが載るが、さすがにセッション録音なので個々の楽器の音はクリアに分離してきこえ、ミュンシュの直截な解釈をまっすぐ受け止めることができる。隈取の濃いクッキリした音作りで、気になる部分はある。管楽ソロの音色におしなべて味が無く、細かなニュアンスに欠けるのだ。逆に大づかみに曲を捉えて変に感傷的にならずバランス良く仕立てているとも言える。透明感はないが曲を理解するには良い演奏。
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