20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

☆ブルックナー:交響曲第9番

2017年06月19日 | ドイツ・オーストリア
○ワルター指揮ウィーン・フィル(serenade:CD-R)1953/8/20live

録音はややエッジが立ちすぎてウィーンの音を消している感もあるがこんなものか。このての発掘ライヴ音源には、50年代であってもぼろぼろの音質は仕方ない。むしろよくこんなに分離を明確にできたものだと思う。ヘッドフォンは辛いのでスピーカーで聞きましょう。

まだ壮年期ライヴらしい濃さをのっけから繰り出している演奏で、一音一音にこんなに意味を篭めなくてもいいのに、という弦の異様なフレージング、意思的な音楽の進め方は他のライヴ同様である。全楽章トーンは一緒であり、とにかく濃さが重さとなり、「押し」はあっても「引き」がないだけに3楽章の最後まで聞きとおすのは私でも辛い。改訂版に慣れていないと恐らく聞き込むのは無理である。体調のいいときにどうぞ。ワルターファンだけ必聴。ワルターライヴならではの色を聞くという意味で○。ウィーンである必然性は感じない。

※2007年の記事です
『音楽』 ジャンルのランキング
Comment   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ☆ラフマニノフ:交響曲第3番 | TOP | バロー:弦楽オーケストラのた... »

post a comment

Recent Entries | ドイツ・オーストリア

Trackback

Trackback  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。