20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

ブルックナー:テ・デウム

2016年10月13日 | Weblog

ミュンシュ指揮ボストン交響楽団他(DA他)1962/4live

一応ステレオ録音なのだがボロボロ。そのせいか演奏自体も小粒に聴こえる(この曲も24分程度だから編成の大きさはともかくブルックナーとしても大曲ではない)。オルガンも省略されており、曲の魅力がしっかり引き出されているとは言えない。合唱とオケのバランスは良く耳馴染みは良いが、ブルックナーといえばがっしりした堅牢な構造体で、そこに清新な和声が織り込まれているのが後期作品の魅力とかんがえるに、あまりにそつなくスムーズにまとめ上げられ過ぎており、特徴が際立ってこない。響きの移ろいはマスの流れの中に埋没して何処が聴きどころなのかわからない。瑕疵のない演奏で客席反応も悪くないが、録音のせいもあろう、引っかかりが無く、あっけない印象だった。作品的に関連性の指摘されるシンフォニー七番のライヴ録音もMEMORIESより発売中。
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