なんかもう許系露悪ヒョーロン紛いが増えた時期から殆ど他人の書いたクラシック音盤系の文章は好まないのだが、情報としては読む。
ただ、ほんともう人のことは言えないんだけど、本の丸写しとかライナー丸信じとか、ブログがさかんになってからのクラシック系草の根ネットは使い物にならない度が凄まじく、ウンザリしてしまう。
別に他人のために書いてるわけではないここはもう、言ってることと書いてること違いすぎだろ的な「印象評論」しかないわけだが、ほんとはきっちりしいなので、ちゃんと多面的に説明したうえで印象を添えるようなものが書きたい。
ただ、それは老後にとっておく。
時間も余裕もありゃしない。
いやそんなことを書きたかったわけではない。
昔から思っていたのだが、セミプロまでいかないアマチュア奏者を上限として、聴くだけマニア、果てはなんちゃってクラシックマニアにいたるまで、表現や言葉の下品なこと・・・これは何なんだろう。
やたらとフーゾクネタみたいなものにつなげて語る奴、いい年して下ネタばかりに繋げる奴・・・なんでクラシック音楽好きって権威的なイメージを一方では誇示しながらも、バカっぽいネタを織り交ぜて語るわけ?
更に「通」ぽいから?
・・・そういう「ディレッタント」ぽい下衆には祭司ワルターもストラヴィンスキーも激怒するだろう。
ドビュッシーは「相手するレベルに至っていない」とみなしシカトだろう。
マーラーやクレンペラーやプロコフィエフなんかは無意識に下ネタ連呼で罵倒するだろう(ただ現代日本人が下ネタを言う感覚と彼ら生まれ育った風土で下ネタを言う感覚が違うことは確かだし、質も違うだろう)。
アイヴズはビジネススマイル。だけどメモには罵詈雑言。
サティはまた雨傘増やしてしまう。
ショスタコーヴィチは譜面に暗号として雑言を忍ばせる。
・・・きりがないけど(以上無意味な推定)、むやみに親しみを感じさせようとして他人、しかも百年余の淘汰期を立派に活き残ってきた音楽家たちに対して、下に見るような言説はあんまり好きではない。音楽家は技術家でもある。技術を知ってそれを謗るのなら話はわかるのだが、マニアはそこまで突っ込まない。まずディープなマニアは突っ込まない。
このジャンルを何故そう親しみ易くしたがるのだろう。
せっかく一定の尊敬を勝ち得たスタイルなのに、聴く側がそういう感覚を持ち、広めようとするってのは何なんだろ。
たかだか少し楽器が弾けるからと(素人が「弾ける」って自称する表現も好きではないが)特権意識を振りかざすようなことも好きではない。内情を知ってるような、内輪話を小耳にはさんだような、ストレス社会なアンサンブルやオケという閉鎖空間でどうしても噴出する下ネタだけを取り出してみたり、好んで言ったり。
とりあえず何かコンクールでも受かれ。
話はそれからだ。
しょせん壁を越えない連中はアマチュアだ。
誰でも何かで経験する「壁を越える」感覚、それがあるかないかで大きく違う。意識も、じっさい技術も。
壁を越えたことのない、あるいは越えたつもりになっている連中が飲み会の場で拾った下ネタを使ってプロを全人的に語る。
・・・かっこ悪い。
・・・って自分のこととしてつくづく思ってきたことなので、書いてみた。
ただ、ほんともう人のことは言えないんだけど、本の丸写しとかライナー丸信じとか、ブログがさかんになってからのクラシック系草の根ネットは使い物にならない度が凄まじく、ウンザリしてしまう。
別に他人のために書いてるわけではないここはもう、言ってることと書いてること違いすぎだろ的な「印象評論」しかないわけだが、ほんとはきっちりしいなので、ちゃんと多面的に説明したうえで印象を添えるようなものが書きたい。
ただ、それは老後にとっておく。
時間も余裕もありゃしない。
いやそんなことを書きたかったわけではない。
昔から思っていたのだが、セミプロまでいかないアマチュア奏者を上限として、聴くだけマニア、果てはなんちゃってクラシックマニアにいたるまで、表現や言葉の下品なこと・・・これは何なんだろう。
やたらとフーゾクネタみたいなものにつなげて語る奴、いい年して下ネタばかりに繋げる奴・・・なんでクラシック音楽好きって権威的なイメージを一方では誇示しながらも、バカっぽいネタを織り交ぜて語るわけ?
更に「通」ぽいから?
・・・そういう「ディレッタント」ぽい下衆には祭司ワルターもストラヴィンスキーも激怒するだろう。
ドビュッシーは「相手するレベルに至っていない」とみなしシカトだろう。
マーラーやクレンペラーやプロコフィエフなんかは無意識に下ネタ連呼で罵倒するだろう(ただ現代日本人が下ネタを言う感覚と彼ら生まれ育った風土で下ネタを言う感覚が違うことは確かだし、質も違うだろう)。
アイヴズはビジネススマイル。だけどメモには罵詈雑言。
サティはまた雨傘増やしてしまう。
ショスタコーヴィチは譜面に暗号として雑言を忍ばせる。
・・・きりがないけど(以上無意味な推定)、むやみに親しみを感じさせようとして他人、しかも百年余の淘汰期を立派に活き残ってきた音楽家たちに対して、下に見るような言説はあんまり好きではない。音楽家は技術家でもある。技術を知ってそれを謗るのなら話はわかるのだが、マニアはそこまで突っ込まない。まずディープなマニアは突っ込まない。
このジャンルを何故そう親しみ易くしたがるのだろう。
せっかく一定の尊敬を勝ち得たスタイルなのに、聴く側がそういう感覚を持ち、広めようとするってのは何なんだろ。
たかだか少し楽器が弾けるからと(素人が「弾ける」って自称する表現も好きではないが)特権意識を振りかざすようなことも好きではない。内情を知ってるような、内輪話を小耳にはさんだような、ストレス社会なアンサンブルやオケという閉鎖空間でどうしても噴出する下ネタだけを取り出してみたり、好んで言ったり。
とりあえず何かコンクールでも受かれ。
話はそれからだ。
しょせん壁を越えない連中はアマチュアだ。
誰でも何かで経験する「壁を越える」感覚、それがあるかないかで大きく違う。意識も、じっさい技術も。
壁を越えたことのない、あるいは越えたつもりになっている連中が飲み会の場で拾った下ネタを使ってプロを全人的に語る。
・・・かっこ悪い。
・・・って自分のこととしてつくづく思ってきたことなので、書いてみた。