大学生の世界横断!!若者が行くバックパッカーの旅!

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カンボジアの大量虐殺-命を簡単に奪う人と、その人である私たちがすべきこと-

2012-05-29 00:25:35 | 東南アジア

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シェムリアップからプノンペンへ

タケオゲストハウスでバスをチャーター(6$)して
プノンペンに5時間かけ向かいました

朝から出発して、夕方に到着


プノンペンはペンという豪族の女性が仏像を祀ったことからこの名前がきているそうです

ここ有名なキャピトルゲストハウスに泊まります

そして夕暮れのオールドマーケットへ

屋台がいい感じです

中はこんな感じ

ちょっと危ないような感じがしないこともないので夜は入らないことをおすすめします

さてここから本題ですが
カンボジアで1975年から3年間起きたポル・ポト政権の大量虐殺についての記事ですので
そういったものが苦手な方は読まれないようにご注意ください
頭蓋骨や拷問の写真など載せております

次の日はトゥクトゥクを1日チャーターしてプノンペンの街一周へ
交渉して16$(1人5$1000Rie)

いい人です(彼はよくキャピタルの前にいます)

まずは射撃場
リボルバーを撃ちました(2人で20$)

撃った後の感想は
楽しいとかではなく
人って簡単に殺せるものだなと思いました
あれなら本当に子供でも人を殺せます
ちょっとカッとして人を殴る感じで撃つ……それは銃を持ったら普通なのかもしれません
銃はない方がいいです

そして次はキリングフィールドへ


キリングフィールドとは1975年から78にかけてポル・ポト政権により約2万人の人が虐殺された場所です
トゥール・スレーン博物館に拘置されていた人々が、ここに運ばれてきたそうです

この真ん中には約9000の頭蓋骨が積み上げられて慰霊されているタワーがあります

 


このタワーは仏教とヒンドゥー教が交じり合い作られ
ガルーダとナーガに守られています
これはガルーダーとナーガは敵対関係にありこれが守っているということは
平和を意味するそうです
線香あげて祈りを捧げました

ポルポトとクメールルージュ(赤クメール(極端な共産主義))がプノンペンに進行したのが
1975年4月17日
これから3年8か月と20日
毎日300人以上が虐殺されました
キリングフィールドは各地にあり、そこで殺害されたカンボジア人を総計すると
カンボジア全体の4人に1人だそうです
考えられますか?あなたのまわりの4人に1人が殺されるのを

ここがもとトラック停留所

ここが大量埋葬地

450体の遺体があったそうです。
ここにあるすべて凹んだ穴に遺体が積み重なっていたそうです

穴の横まで囚人を連れてきて、こん棒で叩き殺して穴に放り込み
そこにDDT(殺虫剤)を撒いていたそうです

ここは河畔の遊歩道で、追悼の音楽と共に歩きます
この付近にはまだ残されている遺体があるそうです

この木はキリング・ツリー

ここは女性と子供が主に殺された場所です
子供は木に頭を打ち付けて殺し
女性は犯して殺したりしたそうです

これでキリングフィールドは終了です

 

ここから移動して、トゥール・スレーン博物館へ


ここは元学校だったところを監獄として利用していた場所です
ここで拷問され処刑された人は明白になっているだけで2万人を超すそうです

独房と拷問の写真

集団房

拷問

おびただしい数の犠牲者の写真

沖縄とカンボジアによる戦争反対に対する共同プロジェクトのようです

ここでも最後に線香をあげました

そして夜の街を歩きます
賑やかな喧噪
私はその中カンボジア出会った人たちのことを思い出していました

 

みんな明るく、誠実で、そしていい人たちばかりでした
でも、彼らの親や親せきはこの大量虐殺の時代を知っている人がいるのです

なぜ人間が人間にあんな惨いことを出来たのか私は疑問に思います
それは戦争という特殊な状況下でも、それが出来ることが悍ましい
こんなことをするのは人間くらいですよ……
私は銃を撃ち、キリングフィールド、そしてトゥール・スレーン博物館へ行って思ったことは
人は人の命を簡単に奪ってしまえるということと
そしてそれを、「間違っている、何があってもしてはいけないこと」と
きちんと後世に『伝え』『学ばせ』『考えさせる』ことが何よりも重要だと感じました

どうかこの暗い世界に光ある平和が来ることを祈って

 

 世界の写真から-キリングフィールドとトゥールスレーン博物館inプノンペン-

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