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『ケンシロウの逆襲 in ケルン大聖堂とアムステルダム』

2012-11-19 22:32:40 | 東ヨーロッパ

ユダヤ人の話は歴史について語る必要がある

それは今に起きた問題だからでなく、古くからの宗教や土地によるものだからだ
そのためお互いに歴史について話そうとしたが

 

………………

…………………………

……………………………………

あっ二人とも義務教育受けてないじゃん!!

 

 

 

えーこんにちは ケンセイさんがあれなんで今日は私、ケンシロウが代筆させていただきます。

よってクオリティだだ下がーりかもしれませんが今日だけだ!と思ってご了承くださいませ。

 

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ケルン大聖堂といえば ガイドブックやTVなんかでも度々目にする有名な教会。

そんなケルン大聖堂を拝めると知った僕らのテンションはケルン駅で早くもマックスになっていた!!


実際は眠すぎて頭がおかしくなった僕の恥ずかしい映像です


ケルンきたぜええええええええええ ふぃいーーー


かなり壊れ気味のテンションのまま 早速荷物をハイテクロッカーに預け

まだ薄暗いケルン聖堂へ向かうのだった。

工事中なのが残念ではありますが ケルン大聖堂はゴシック様式の建築物としては世界最大であり、現在の大聖堂で3代目。

初代は4世紀に、2代目は818年に完成したが、3代目は宗教改革を発端とする財政難から工事が途絶し13世紀に開始した建設は600年以上が経過した1880年にやっと完成したのだった。 とwikipediaさんがおっしゃっていました。



天井が恐ろしく高く、ステンドグラスやパイプオルガンが何とも言えない厳かな雰囲気を作り出していました。


蝋燭を灯す男前、ケンセイ 絵になります

 

何と言っても大きくそして美しいケルン大聖堂。
その壮大さを表すために僕らも頑張りました。


ニョキッとね。


さてケルン大聖堂を観るのに全身全霊をかけた僕らは
疲れ切ってゲイバーで一休みすることに。


わーい(入ってません)

その後もおっさんのでかい鼻を揉んだりしましたが

午前10時ごろ既にケルンに思い残すことはなくなった僕らは


そのまま風車とチューリップの国オランダは アムステルダムへ旅立つのだった。

 

オランダへの熱い思いが煮えたぎっていた僕たちはイケメン世界紀行という名前だけが先走った名前と中身が伴わない動画を撮り始めた。


 


そんなくだらないことをしながら辿りついたアムステルダム。

お、結構近代的だぞ 中々・・




いかがわしい大人の店

公衆便所といえるのかわからないが立ちション用施設。
おそらく小便はすぐ隣の川へ垂れ流されているのだろうと推測できるほど川は汚かった。

 

あれれー??


結局何処を見渡しても風車もチューリップも草原をかける美しい少女も見当たらず
代わりに辿りついたのはモンスター達の巣窟。


おわかりいただけただろうか
画面の端にちらちらとチラリズムしていたモンスター達を。
鬼のような形相とボディーを武器に僕たちを今にも食わんとしているその様を。

 

失礼。


アムステルダム旧教会の近くではショーケースの中の下着姿の女の人達を目撃することが出来ます。

が、かなりインパクトのあるお方ばかりでカメラを持っている僕たちをみると中指をたててきたりと色んな意味で素晴らしいストリートでした。

 

ちなみに旧教会内部は宗教改革時に破壊された部分が多いようですがアムステルダムでは最古の教会であり、13世紀はじめに建設が開始されたようです。

内部に関しても他の教会とは一味違う。

他の教会がステンドグラスや上層部にこだわるのに対して、こちらの教会では地面に様々な紋章が刻まれています。


残念ながら私にはそれらの紋章がどのような意味を持つのかまではわからず、改めて歴史を知っておく必要性を感じました。


さらに旧教会内ではケンセイ神父が演説を行っていたので (彼の後ろの破壊されたステンドグラスにもご注目下さい)



鼻くそをほじりながら聞いていました。

ここまで街を見てきて痛感したのは
風車、チューリップ、美女という素晴らしいイメージとは全く違う近代的な街だということ
そう、これこそが理想と現実

そんな理想と現実の狭間で途方に暮れる僕らは

全力でアムステルダムをディスった。


アムステルダムまじごめん。

ちなみに動画で話してた 鎖とラップでぐるぐるの変態野郎が彼でございます。




しかしここからがおふざけなしのシリアスステージ。


60以上の言語に翻訳され2500万部を超える世界的ベストセラーになったアンネの日記
でおなじみのアンネフランクの家を訪ねたのです。

よく分かりませんが アンネの家の入口です。見た感じとても近代的。
ちなみに中は撮影禁止で、大きな荷物も持って入ることはできません。

厳重な警備体制の中、アンネの家は保存されており実際に家の中をみれるだけでなく アンネが使った日記や、彼女を取り巻く環境そして人々の情報が細かに説明されています。


本棚で通路を隠された 隠れ家 の部分は想像をはるかに超えた広さで、外から察知されぬよう様々な仕掛けが施されており 8人がここで息をひそめながら暮らしていた様子が目に浮かぶようでもありました。


彼女の思いを、声を 聴くのは今しかないと思いアンネの日記を購入。

13歳の少女が様々な迫害と偏見が飛び交う環境の中 何を疑問に感じ、批判し、願い続けたのか。

1942年6月12日から1944年8月1日まで2年以上にわたり書かれた彼女の本心が僕たちの胸に突き刺さります。


アンネの家やアウシュビッツだけでなく ユダヤ人迫害の歴史を様々な国の博物館やシナゴーグを通して見てきて、改めて考えさせられるのは過去に存在した残虐な事実を知ることだけではなくて 何故こんなことが起きたのか? ということと 今、繰り返さないために何が出来るのか? ということのように思います。もちろんユダヤ人迫害の問題だけが特別なわけでなく 世界各地で戦争という名で行われたもしくは現在も行われている虐殺についても考えたいと思います。



アウシュビッツで、いや、ヨーロッパ各地で何が起きていたのかは ケンセイの前回のアウシュビッツの記事にばっちりまとめられているので見てもらうとして
その事実を踏まえて 何故こんなことが起きたか 自分なりの分析をまじめなトーンでしてみました。ので以下自分の偏った考えになります。

 

大きく分けて3つの要因が迫害・虐殺のような悲劇を加熱させていたのではないか。
1つめは本能的排他感情の存在
2つめは政治的統制のための仮想敵に仕立て上げられたということ
そして3つめが集団心理の存在。

 

1.本能的排他

動物の生存本能として存在する 群れやグループを作ることであったり 他のグループから身を守る もしくは攻撃をするという行為(なわばり争い)は人間にも存在する本能なのではないか。
だとすると他者を自分たちのグループと よそ者 というグループに無意識に分けたとき、よそ者を排除するという姿勢が常に心のどこかにあるのではないか。
ユダヤ人もヨーロッパの国々にとって よそ者であったに違いなく容易に排除する対象になったように思う。

 

2.仮想敵

国のような大きなグループをまとめる場合一番簡単なのが仮想敵を作りあげそれがいかに自分たちに悪影響を及ぼすかを擦り込んでいくことではないか。
国が利益をあげるために人を殺したいと言ったとて人々は動かせないが 攻撃対象がいかに悪なのかを信じ込ませることで可能になるのではないか。つまりは皆が憎しみや恐怖、または敵対心を同じ対象に持つように仕向ければ あとは彼らの背中を押してやるだけで人々をコントロールできるのではないか。
だとするとユダヤ人というマイノリティーは国にとって格好の餌食であり 彼らからの財産、所有物、髪、金歯等あらゆるものの没収や 繰り返される人体実験による医薬品の成長はまさに国の望むものであり彼らは敵としてうまく仕立て上げられ 国民はそれに踊らされてしまったのではないか。

 

3.集団心理・常識の罠

迫害や虐殺のような 一見人間の倫理から逸脱した行為であっても大衆が正しいと認めたものを疑うのは非常に難しいのではないか。ユダヤ人から財産を没収するのは当たり前という常識が無意識のレベルにまで浸食してしまうと 誰も疑わなくなる。
例えば日本で死体を獣に食べさせるだとか、犬を食べる だとかいうと非常識だと思われるがそれらが常識である場所もあるわけで 非常識とか常識は自分が思う以上に曖昧で恐ろしい偏見であるように思う。


同時に日本人が馬を食べるという話は 海外では非常識であり残忍にうつるものである。そのように現在残酷、非常識だと思うことさえ 常識に当たり前にすり替わってしまうことで疑うことができなくなってしまうのではないか。ヒトラーがやったように彼が言う非常識とされることに対する恐ろしい仕打ちは恐怖を人々に与え間違った常識をどんどんと伝達させていくように思う。


それ故に疑わずに迫害や虐殺を続けてしまった人が多いのではないか。

勿論まったくもってこれが理由の全てだと思っているわけではなく

あくまで自分目線でピックアップした3点に過ぎませんが

 

仮にこの3つがユダヤ人迫害や虐殺の大きな要因だとすると どれもが今も存在するように思うえてなりません。
本能的排他の代名詞 いじめ、はぶきは今も存在するし
あらぬ噂が独り歩きし はたまたメディアの流す情報に踊らされ
全く知らない人達のことを勝手に決めつけて知ったかのようなつもりになっているのではないか。
非常識であることへの恐怖感や 責任を逃れるために その他大多数に意見を合わせ、あたかも自分が犯罪に加担していないかのような顔をしているのではないか。

 

繰り返さないために自分たちが出来ることは 自分の中に潜むそれらの弱さを知り、自己の責任をとる勇気と 自分が正しいと思ったことを掴みとり信じられる軸を身につけることじゃなかろうか。そんな心構えでいることがちょっとでも悪夢の連鎖をとめられたらと切に願う。

とそんなまじめっぽい話をしていたらアムステルダムもすっかり夜。


だんだんとクリスマスっぽい電飾があちらこちらに施され、とてもロマンチックです。

僕たちもこの素敵な街で高級レストラン・・

じゃなくてオランダのマクドナルドでハンバーガーを食しました。


中にはコロッケ?がはさんでありコロッケパンのようですが味はソースでもなくクリームでもなく何とも言えない味がするのです。

 

 

イメージとは異なるアムステルダムでしたが 予想外の方がおもしろいもので、今まで見たことのないようなモンスターとの遭遇や新感覚の教会、街の異様な雰囲気といい
今回もかなり楽しませてもらいました!

 

さてずいぶんまじめな話が長くなってしまいましたがお付き合いくださいありがとうございました。

ちなみにケンセイさんになにかあったわけではなく元気なので大丈夫です(笑)

 

それでは、またどこかで。

 

最後にアムステルダムからデンマーク、コペンハーゲンまで超絶ワープだぜ

 

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