"FOR THE CUSTOMER"

創業120年の建設会社「今西組」の六代後継者が あなたの”いいね”を築く!

昨年は、本当に、お世話になりました。本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

2009年01月05日 09時25分50秒 | Weblog

あけまして、おめでとうございます。

昨年は、本当に、お世話になりました。

ありがとうございました。

本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

2009年がいよいよスタートしました。

今年で、当社は創業112周年、東京支店においては50周年を、おかげさまで迎えることとなりました。

東京支店で抱える工事現場は、来る二月、三月に、一気に竣工を迎えてまいります。

建物づくりには、必ずお客様への「引渡し」があります。

引き渡さないものづくりとは、ただお客様に対して何の貢献もない私欲そのもの、いや欲さえも満たされない行為だと思います。

建物づくりにおける引渡しとは、たすきを渡す行為に似ているかもしれません。

箱根駅伝のドラマとは、たすきを引き継ぐ10人のチームプレーだからこそ生まれるものだと思います。

今年は私の母校が接戦していたのもあって、感動して見ていました。

たすきを手に走るランナーの姿を、我が身と重ね想像したとき、ふと「私は一体、なにを渡そうとしているのだろう」と耽りました。

私にとって将来の引継ぎとはただ「今西組」という会社だけではありません。

今西組が実現しようとしている夢や希望といったものがあるならば、それこそ受け継ぐべきだと思いますし、また、かなえたいと思ってもらえる社員の方々と共に、創り続けるべきだと考えます。

創業者の今西末吉は、会社創成期のころ、まさに「不撓不屈」(ふとうふくつ)の精神(今西組社史より)で、当時の逆境に立ち向かわれました。

当社の理念のひとつにある「仕事を通しての感動を大切にする」という言葉。

わかりやすくするなれば「お客様のために、社員にとっては社友と共に、同じゴール目指して走る、その先には必ず、いいことがある」ということではないでしょうか。

ランナーは駅伝を走りつづけます。

当社はたてものを建てつづけます。

あなたが持つ「たすき」だけは、必ず次へ渡さなければいけないと思うのです。

ただそれだけで、いいのかもしれません。

自身で味わう感動とは、「ゴール」した後の余韻に決定づけられる「己だけしかわからない充実感」に他ならないと思います。

今年は「自他一如」(じたいちにょ)の気持ちで、みなさんに「感謝」しつつ、みなさんとの「つながり」を大事な支えに、一生懸命走ってまいりたいと思います。

何卒、よろしくおねがいします。