菊花賞出走馬を足し算引き算してみる
1枠
1番 ヒラボクロイヤル
ダービーの惨敗でスッカリ評価を落としてしまったが、春先は結構詰め詰めのローテーションで使われておりダービー時にはお釣りのない状態だったのかも。1戦毎に燃えやすいギムレット産駒だけに前走の半端な着順はいいガス抜きが出来たと見れなくもない(逆にいうと、そのまま終わった可能性もあるけど)。大久保龍厩舎4頭出しでやや人気のないほうというのも気になる。ダービーの逆転もあるか?
2番 ウエイクアイランド
この馬に関しては僕は新馬戦でパドックから見ていたのもあるけど、独特の固さというかパワーで押し切るタイプだったような覚えがある。やはりこのメンバーに混じると、瞬発力で見劣る感が強い。ジワジワ伸びるので一桁着順はあるかもしれない。
2枠
3番 ブルーマーテル
タナパク君の初G1騎乗記念!というわけでちょっと気にかけている馬ではある。
常識的に考えて通用するタマではないとは思うが、2走前の500万でハイペースだったとはいえ、同日の1600万下勝ちのチョウサン(毎日王冠勝ち)を上回るタイムを出していたのでそれなりに能力はありそう。ただ、秋華賞で全く勝負にならなかったアルコセニョーラもほぼ同じタイムで走っていて、その辺で少し微妙な気がせんでもないけど。
4番 ロックドゥカンブ
現在1番人気。月曜にも書いたが、こういう押し出された人気馬っていうのは危険すぎるんだよなあ。
血統背景でいやあ、ピルスゥドスキーやファインモーションを出しているところでもあり全然3000メートルも問題にならないんだけど、この人気が嫌すぎる。あっさりもありえるんだけど、2/8ぐらいで危ない人気馬だよなぁ。
3枠
5番 エーシンダードマン
う~ん、よくわからない馬である。3走前に永遠のやる気なさ馬キングオブチャドを破っているのぐらいしか・・
6番 コートユーフォリア
セタノキングと10万馬券を演出したユーフォリアの仔かと思ったら違った。
あれ?ダート馬じゃ?と思ったら一応ヒラボクを京都2000で破ってるんですね。しかし、チーフベアハートって早い段階で頭打ちになるのが多いし芝でこれ以上望むのは難しいような
4枠
7番 タスカータソルテ
空き巣?で京都新聞杯を勝利したイメージが強いのだが、長距離向きではあるような気がする。瞬発力勝負になった場合、明らかに分が悪いが厳しい流れでスタミナ比べになったとき34秒台後半の脚でジワジワ追い込んできそう。
鞍上が今年長距離のG1では上手く乗っている福永Jだけに要注意な部分もでかい。
8番 マンハッタンスカイ
これはタスカータに比べて、もっと切れ味のないタイプか。正直、買う材料がない・・
5枠
9番 サンツェッペリン
またも松岡の死んだふりかというような前走。ただ、血統的には父はまあ許せるとしても、母父のオジジアンが気になってしょうがない。距離持たないんじゃないかと
何かと得体のしれない馬だ。
10番 アサクサキングス
何か昔の大久保正厩舎を思わすような春先はムチャクチャな使われ方をされていたが、それでもダービー2着、前哨戦では先行して2着と休み明けの競馬としては上々のスタートを切れたのではと思う。まあ粗探しをすれば、距離に関してはやや微妙なところもあるといえばある。叔父のジェニュインも、なんだかんだ2400まで緩いペースならこなしていたということもあり、3000Mに伸びてどうなのか?という部分もあるでしょう。まあ出走馬の中では一番減点材料の少ない馬かな
6枠
11番 フサイチホウオー
ダービーでの驚異的な支持率から一転、今回は有力馬のその他大勢のうちの一頭になってしまった。しかし、ダービーの時にも書いたがこの馬的には皐月が一番チャンスだったと思う。なので、あえて3000Mで買おうとは思わないが。
12番 アルナスライン
骨折明けの京都大賞典での3着入線でにわかに評価を上げているが、春でいうところの結構頑張っていた京成杯組であります。率直な評価としては、同じアドベ産駒のアドマイヤフジくらいの力は持っているのではないかと思う。ということはG1では入着級という評価でもなくもないのだけど、例年ならまだしも今年のレベルなら十分勝ち負けまでも考えられる。
7枠
13番 ローズプレステージ
薔薇の一族ですね。まあ厳しいんじゃないかと・・(なんか段々あきてきた)
14番 デュオトーン
2400の距離を勝ち上がってきた上がり馬であるけど、デビューから休みなくコンスタントに使ってきたのが気になる。前述したようにギム産駒は使い込んでよくなるイメージがないし、前走以上の上がり目は薄いように思う。
15番 ベイリングボーイ
まっすぐ走れないベイリングボーイ。
まあ面白いって言えば面白いけど、前走1600からの挑戦では・・ねえ。
8枠
16番 ドリームジャーニー
常に、一生懸命走っている馬。
他の馬が崩れるようなことがあったら浮上しそうな感じだ。常に2歳戦から上位争いをしてきた馬なんだけど、脇役で終わりそうなんだよなぁ。
17番 ホクトスルタン
マック産駒ということでか、結構人気を集めている。
しかし、この馬も春先から言っていたけど平坦中距離がもっともあっている舞台だと思う。決して距離延長は有利には運ばないだろうなぁ。
万が一勝ったりすれば、それはそれでロマンだろうけど
18番 ヴィクトリー
もっとも難しい枠にはいっちゃいましたね。
調教ではめずらしく馬の後ろにつけて折り合いをつける訓練が出来たそうですが、いかんせん枠が悪すぎ・・
終い一気というタイプじゃないから、出負けさせて後方待機というわけにもいかないだろうし、中途半端に控えようとしたらダービーみたいに引っ掛かる可能性が高い。
もうこれは、大逃げして距離をなんとかごまかす騎乗をするしかないと思うんですが、どうなんでしょうか?
なんにせよ、全ては岩田騎手の腕に掛かっている。
以上、書いてみたが全くまとまらないね。
例年以上に難しすぎる。これで、簡単すぎるよという人がいたら見てみたいよ。