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負けるな日本、宇宙五輪で

2016年11月08日 | GNSS/QZSS
日本が世界最高のユビキタス大国、IT大国になると表明下さってたのが前世紀末の森 元総理の時代であった。森氏はITをイットと衆議院の所信表明演説で発音して下さって、全国の中学生以上の国民には何と表現してよいかわからないが、涙が出るほどさわやかな大笑いをばらまいてくださった。

その泣き笑いの中で肝心なこと吹っ飛んでいた。ユビキタスや現在のIoT技術の鍵をにぎるのは、宇宙測位技術GNSS/GPSが必須であることはすでに明らかであったはずなのに、大爆笑のなかでもみ消されていた。

その肝心の測位衛星初号機みちびきQZS1号機があがったのは、皮肉にもやっと3.11大震災の前年2010年であった。そして更にその後継機は遅れに遅れて、やっと2017年に2号機が上がる予定である。

そして再びイットさんが仕切っている新東京五輪開催が2020年に迫ってきている。
特にパラリンピックのハイテク化が進んでいることはリオ五輪で日本国民にもよくわかった。オリ・パラのいずれでもいまやIoT技術が浸透している。

人間の能力を極限まで開発し、その成果を競って採点するオリパラでは、すでにIoT技術が最大限に活用されている。スポーツウエアやシューズやボールなどにスマートデバイスやセンサーが埋め込まれて練習への活用が繰り返されている時代になっている。

また3.11以降の宇宙技術における中国の躍進、そしてコンピュータの粋ともいえるスマートフォンにおいてはアジアの躍進が目覚ましい。しかしイットさんにはITからIoTへの壮大な飛躍はご理解ねがえないであろう。まだ「イット神の国」にとどまっておられるのではないか。そうでないなら今世紀に入ってからの日本の宇宙技術の人材育成や予算が極めて不十分であることについて少しは支援コメントされているはずである。実際、五輪予算に比べても惨憺たる状態である。

しかしリオ五輪の最大の成果・希望は陸上男子400mリレーでの銀メダルの獲得であったと思う。世界の強豪ひしめく陸上界において、個人では困難な決勝進出を、バトンリレーという技術と工夫と練習で実現し、銀メダルを勝ち取ったこと。多くの日本人は「やれる」と思ったことだろう。

同じことが宇宙技術にもいえよう。QZSSが2から3機体制になるとき、独自の楕円軌道間の衛星群の時空間のバトンリレーを高精度に成し遂げることができれば、円軌道にとどまっている他国の強豪測位衛星群を抜く新しいチャンスが見えるはずである。

日本はQZSSで宇宙五輪の壁を打ち破り、希望を持ってオリパラへの応用に大いに活かそうではないか。
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