地球体験ゲームを味わいつくそう!! (旧 ライトワーカー)

良いところも悪いところも見えるこの世界。私達は神以外の体験をしに生まれて来たのだから、どんな感情も体験も味わいつくそう♪

「ライトワーカー」「覚者(悟った)」「スピリチュアルリーダー」等を自称することは危険

2013-12-25 11:41:51 | Weblog
さっきの記事で

「ライトワーカー」を自称するって危険(身の危険ではなく精神的な意味で)が伴うという事をご存じない人がほとんどでそれに危惧している事などが自分の中に引っかかりとしてあるのです。

と書きましたがその理由を書いていきます。



スピ的なものが流行りはじめた頃には、「ライトワーカー(ライトワーク)」という言葉は精神世界を知り始めた人には勇気付けるというか「自分もライトワーカーになるぞ~」「ライトワークをしよう!」みたいな意味で有用だったと思います。
ただ、ここ数年感じている事ですが、“スピリチュアル”、“精神世界”もだいぶ浸透して昔の占いのように人を騙す手段として多くの方が参入している玉石混合状態の現在では、「ライトワーカー(ライトワーク)」という言葉は弊害(危険性)の方が多いような気がしてならないのです。
「“ライトワーカー(ライトワーク)”なんてただの言葉」という様にクールに思っている人ばかりなら良いんですが・・・。


そして、精神的な意味で危険が伴うということについてですが・・・

タイトルに有るように「ライトワーカー」「覚者(悟った)」「スピリチュアルリーダー」「私は神秘体験(瞑想中に神と逢った等)を体験した!」等を自称することが危険なのです。他者からみて「自称している人は怪しい」という意味合いではなく、自称している本人にエゴの増大などが起きて当初の純粋な思いが(悪い意味で)大きく変わってくる様なことが起きてくるのです。
その代表例…オウム真理教の麻原彰晃(本名・松本智津夫)です。
あれは特殊な例…と、思われがちですがあの人も当初は純粋に真理を探究していた頃が有ったり人助けをしようと団体を造った経緯があるのです。それがいつの間にかズレが生じて…その後どうなったかは皆さんもご存知の通り。

松本智津夫死刑囚のような世間を大きく騒がせることは無いにせよ、「俺はライトワーカーなんだ!」とか「私は神に選ばれた人間なのよ!」と言い出して、危険性をよく分からない人は「わ~この人凄い」と周囲が祭り上げ、教祖化して…その人の当初の純粋な思いが失われて行く人たちをたくさん見てきました

ライトワーカーに特別意識は不要です!
http://blog.goo.ne.jp/qzkqzk/e/c6a177d0d96ef63c6e90f1e9cafe7742
大切なのは能力ではありませんよ^^
http://blog.goo.ne.jp/qzkqzk/e/096997644a2345119fba1058fe599632
などの記事で以前から警鐘を鳴らしてきた事ですが、こういう内容ってスピ業界では受けません。商売にならないので…

商売的に言えば儲かるためには人の購買意欲(スピ業界で言えばセミナー受講意欲)を煽らないといけない訳ですが、クリスみたいな表現をすると…奇特な人以外誰も受講しない
それよりも、「このセミナーを受講すると素晴らしいヒーラーに成れますよ。特別なヒーリングテクニックです!」「あなたは素晴らしいライトワーカーですよ!だからヒーラー目指しましょう!!」とお客(スピ好きな人)の自尊心をくすぐってアプローチした方がたくさんの人が受講するのです。
または他国では習得に数年かかる心理学的手法(本物が故に習得に時間がかかるテクニック)も、日本の場合法的規制が無いため「短期間で習得可能」となっていて大金を取った割には付け焼刃的技法(会によっては誠実なところもあるが、短期間では限界がある)を教えているセミナーが多いのが現実です。


話が逸れましたが、以前のブログの記事に書いたことを膨らまして書くと、
人間は生まれてすぐにバーストラウマを抱えることになります。バーストラウマとは簡単に言えば、出産のときに産道を通るときに起きる痛みや閉塞感などの苦しみ、そして出産後に母親と引き離される事によって起きる母子分離感などを指します。
母親の胎内に居たときはあの世ではないにしろ「母子との一体感」の満たされた世界からいきなりこの世に引き出されてしまい、その上日本ではすぐに母親から引き離されてしまい、それが心の傷(トラウマ)となって残っています。
その上成長過程で親から他者と比較されてきた人で有れば有るほど「このままの自分ではいけない(愛してもらえない)」「自分なんて存在価値が無い」とトラウマを深めてしまいます。

そのまま大人になり、スピリチュアルな世界に出会って「ヒーラーやライトワーカーになれば特別な人になれますよ!」と言われればそれを聞いて「ヒーラーやライトワーカーになれば自分も周り(大本は母親)から認められる(愛される)かもしれない!」と無意識レベルで思ってしまっても仕方ない話だと思います。オウム真理教の事件でも高学歴の人が洗脳されて加害者(被害者でもある)になっていましたが、トラウマは学歴や社会的地位がある人でも関係なく多くの人が持っています。なぜなら体外の勲章でトラウマは癒されない(隠れ蓑にはなる?!)からです。


大切なことは「ライトワーカー」「悟りを啓いた人」「スピリチュアルリーダー」「神秘体験をした!」といった勲章を増やして人に認めてもらうこと(良識的な仮面をかぶる事…ペルソナを増やす事)ではなくて、本来誰にでもあるトラウマ(多くは分離感、疎外感など)を自分自身の中で客観的に感じて認めてあげて受け入れて・・・最終的には自分らしく生きることではないかと思います。


「ライトワーカーである」という事が支えになっている人は持っていてもかまわないと思うけれど「ライトワーカーの肩書きが無くなると自分に何も残らない、存在価値が無い」と思えてくるなら自分の心の中にあるトラウマと向き合ったほうが良いのでは?と、思います。


せっかくのクリスマスなのでキリストネタで書きますと、、、

皆さんはイエス・キリストがなぜ弟子に裏切られ、磔にされたか分かりますか?
当時、多くの人がイエス・キリストの愛に惹かれたものの、最終的に裏表の無い無条件の愛に照らされて自分の中にあるペルソナ(社会的な良識的な仮面)を剥がされトラウマを見させられる状態になることが多くの人に耐えられなかったからです。その教えは権威で自分を大きく見せたい(それによって自分の闇、トラウマを見たくない)人々にとって恐怖でした。

イエスの死後、初期のキリスト教は弟子が出来るだけイエスの教えに忠実に伝えていたものの公会議などが何度も繰り返された結果、現在のキリスト教はイエスの説いた無条件の愛とは大きく離れた権威主義的なものになっています。

全ての人が神の子であり優劣が無い存在だとイエスは伝えてくれました。けれど私たちは肉体を持ったことでそこから“全てはひとつの世界(言い換えれば愛、神)”から分離しているわけです。

それを踏まえて、明るい側面もそうでない側面も全て受け入れていく事が私たちの進化成長に必要な事だと思います。


メリークリスマス♪<近況報告>

2013-12-25 11:08:46 | Weblog
メリークリスマス♪


皆様お久しぶりです。いかがお過ごしですか??
自分は誰かと過ごすという世間のクリスマスの過ごし方をするわけでもなく、だからと言って教会にも行かず、淡々とすごす感じになりそうです(傍から見たら「寂しいクリスマスですね!」と、ツッコミ入りそうですが…。)


え~、それはさておき
最近、ずっと更新が滞っておりました。自分でも記事を書けなかった理由が有りまして、それがやっと自分の中で折り合いが付いてきたのでそろそろ再開します。
滞っていた理由のひとつは後々書きますが(書かないかも?)、自分の中の「二人の自分」の統合(というか融合)を図っていたこと。
もうひとつは「ライトワーカー(ライトワーク)」についてあまり書きたくなくなったということ。

今後については違うブログで新たなタイトルで書き始めるかここのタイトルを変更するかで悩んでおります。どちらにしろ「ライトワーカー」についてクリスが書きたいとは思っていないし「ライトワーカー」という言葉が多くの人が思っていることとクリスが思っていることにギャップがあって(良い悪いではなくね)それが自分の中に重荷になっていることに気づきました。

で、タイトルが今のクリスが書きたいテーマでなかった(もうひとつのブログは使いづらくて・・・)というのが現在の心境。


書きたくなくなった理由ですが、
世の中には「ライトワーカー」を自称する方が多く居ます。その方が商売的に得(客が集まる!)という意図でやっている方も居るし、純粋に善意(または決意表明)で名乗っている方もいらっしゃいます。

前者の方は論外ですが、後者の方でも“「ライトワーカー」を自称するって危険(身の危険ではなく精神的な意味で)が伴う”という事をご存じない人がほとんどでそれに危惧している事などが自分の中に引っかかりとしてあるのです。
ちなみにこんなタイトルでブログを書いていても自分は「ライトワーカー」を自称していません。名乗れるほど立派な人間ではないことも自覚しているけれど、さっきの言った「危険性」を知っていることが大きな理由かも。




次の記事でそれを書いてみたいと思います。