森にようこそ・・・シャングリラの森

森に入って、森林浴間をしながら、下草刈りをしていると、自然と一体感が沸いてきます。うぐいすなど小鳥たちと会話が楽しいです

認知症と成人後見制度

2017-06-15 14:02:33 | 生きる

 今、私が最大の課題というか、慎重に考え決断しなければならないこと。それは、初期の認知症である家内の成人後見制度の3段階
ある保佐に認定され、弁護士が保佐人になっています。その保佐人を解除するかの問題です。
 認知症と診断された患者の多くは、自分は全く正常なものであると言い張ります。勿論そうでない人もおられますから、一概に
決めつけてしまうことはできません。私の家内は、全く医師の診断書が出されても、それを認めることはしません。このことが認知症
の一番難しいところであります。

 日ごろの生活において、特に異常な行動をしなければ、家族も認知症かもしれないと気が付くことはありません。異常な言動が続け
られて始めて少しおかしいなと思うわけですが、それでも70歳前後になった人なら物忘れもひどくなり、その言動にも多少は異常ら
しきものは見られることでありましよう。それだけに認知症ではないかと気づくのが遅れてしまいます。その上に家族が本人に一度病院
に行ってみたらと言っても、本人はどこも悪くないのに、病人扱をしないでと怒ります。

 私共の場合には、わが家庭の大きな財産を失う(詐欺メ-ル的なもので)という事件が発生したので、これは尋常では無いことだと初めて、
明確な形で認知症ではないかと、娘と二人で精神病院に無理やり連れて行き、診察の結果初期の認知症という診断が下されました。そして
その医師から、成人後見制度というものが家庭裁判所で扱っているので、この診断書で手続きをしなさいと告げられました。娘が申請者と
なり手続きの結果、保佐相当ということで弁護士が保佐人に指名されました。私達親子も保佐人として希望を出していたのですが、第三者の
弁護士がきまりました。

 これらの経緯については、私どもの勉強不足、認識不足も多分にあったのですが、その当時の環境が地域の都市計画で立ち退き引っ越
し建て替えと大変な混乱していた時でもありました。一旦保佐人が決まれば、本人が亡くなるまで、本人の財産に関する管理をされると
いうことであります。その亡くなるまでということがどうしても納得がいきません。誰でも高齢になって寝たきりになってしまうと、そ
の人の財産管理は家族がするものであるから、その時期がくれば、保佐人を解除することが簡単な手続きでできるものかと考えていまし
たけれども、裁判所で確認したところ、本人の病状が回復したとかの状況があれば、所定の手続きで解除ができるというものでした。

 このことはどう考えておかしな制度で本人の病状は年齢とともに老いてこそすれ、決してよくなるものではありません。だから、解除の
手続きが遅れるほど解除のできる条件が厳しくなってしまい。それこそ亡くなるまで解除できず、何がしかの金銭を裁判所の命令で保佐人
に監督手数料として支払続けなければならないことになってしまう。

 ここまで申し上げれば、それでは何の目的のために保佐人の手続きしたのか、ということにふれなければなりません。私ども場合は
家内が財産を失くし、小さなマンション建設のために多額の契約をしために、私が連帯保証人となって何とか融資を受けられました。
今後家内が大きな金銭を借金するとか、不動産をお金に変えるとかということについて、もし詐欺てきにだまされても、どんな形式で
あっても、保佐人がついている人は、一応保護される身分となっているのです。だから保佐人に弁護士が選ばれたのも一つの理由であ
りましよう。

 ところが、家の問題も解決し、金銭的にも何とかやり繰りできる環境になってすべてが落ち着いて来た時に、さらに本人も大いにこれ
までのことを反省し、家内の印鑑・預金通帖は娘が管理している現状において、もはや保佐人は必要ないのではないかとの思いもあるのと、
本人としてはぜひとも自分が保佐人に財産管理状態になっていることを一日でも早く解除してもらいたいという強い要望が出ているので、
どのタイミングで解除の手続きにはいることができるかという問題が現在の、大きな課題になっています。

 このようにまことに慎重さを欠いたことを大いに反省しておりますが、ただ反省し悔やんでいてもいけないので、これからの対処の
あり方を慎重に考えて要るところです。弁護士も裁判所も法律に基づいて処理する仕事であり、一家庭の感情はなかなか考慮してもらえない。
それは職業として無理なことであるかもしれません。費用を出して弁護士に頼めば法律に関する処理は可能ということで、多くの人は、自分で
裁判所に出向かず処理をしているのでしよう。
 私はここに至っても尚、弁護士にいらいすることなく、自分たちで裁判所での手続きをしたいと考えているところです。
 強い反省と戒めを自らに与えるために、ここに文字として記しておきます。    73回目の誕生日にあたり
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