モーリス-チークス19

2015-06-20 17:48:38 | 日記


そしてセルティックスの壁[編集]

そして76ersの前に立ちはだかるのが当時ファイナル六連覇中のセルティックスだった。76ersはデビジョン首位のセルティックスに善戦し、シリーズは第7戦に突入。そして第7戦では両チームのエースセンターが激戦を繰り広げ、チェンバレンは30得点32リバウンドをあげると、ラッセルは16得点27リバウンド8アシストをあげた。試合終盤、リードする KDバッシュレブロン12ルティックスを追いかける76ersは、チェンバレンがラッセルの上から2本のフリースロー、1本のスラムダンクを決めてその差を1点にまで縮める。ラッセルがスローインをミスしたためボールの保持権は76ersに渡り、逆転の芽が出てきた。タイムアウト後、スローインはハル-グリア。グリアのインバウンドパスは、しかし突如現れたセルティックスのジョン-ハブリチェックに奪われた。ハブリチェックがボールをキープするためにコートを駆け巡るなか、アリーナには試合終了を告げるブザーが鳴り響き、チェンバレンは最後のプレーに一度もボールに触れることができないまま、チームの敗北を見つめた。

この敗北でついに周囲はチェンバレンを「敗者」呼ばわりするようになった。また1965年4月発行のスポーツ-イラストレイテッド誌のインタビューで、チェンバレンはコーチやチームメイトを非難するコメントを寄せ、周囲の反感を一層強めた。