彗星、太陽からまさかの「脱出」

2012-01-03 01:36:55 | サイエンス
というニュースが4時間ほど前にありました。ラブジョイという彗星が太陽に12万km(地球と月の距離の1/3)まで接近しながら消滅せずに出て来たという動画付きの面白いニュースですが、ちょっと情報が足りないのでNASAのこのページを見てみました。NASAの記事が12月16日付けなのにasahi.comの記事が1月2日になって出て来た理由はわかりませんが、もっと拡大された動画があります。これは時間を速めているようですが、このアニメによれば何時間かかけて太陽に接近して出て来ているようです。それでもものすごいスピードです。
 NASAのページの文にあるように、熔けて消滅しないのは相当大きな彗星であるはずで、直径が500m規模と推定されているようです。今回の通過によってだいぶ小さくなったとも推定されています。そうだとすると次回の太陽接近では熔けて無くなるかもしれません。
 Wiki英語版によればLovejoyとはこの彗星を発見したアマチュア天文家の名ということで、この彗星の周回周期は約670年と計算されています。ということは、いまから670年前はもっと大きく、そのまた670年前はさらに大きく、そのまた・・・いったいこの彗星が太陽系に捕獲されたときはどんなに大きかったのでしょう。もしその最後の脱出を目撃したのだとすると、我々はなんという偶然に居合わせたことでしょう。
 もう一つ興味深いのは、そんなに太陽に近いところは真空からほど遠いと思われますが、その中をあまり邪魔されずに軌道通りに出て来たのでしょうか? この辺になるとウェブ検索では限界のようですが、興味が持たれます。
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