徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

人にものを頼むとき

2016-01-07 18:00:24 | ソクチくん
ソクチくんと私は、以前よりはドイツ語と日本語の割合が増えたとはいえ、会話のほとんどは英語でしている。お互い母国語ではないので間違いも多い。

腰痛が悪化したソクチくんは、2,3分でも座ることができない時があった。

そんなソクチくんがある日、シリアルに牛乳を入れて立ちながら食べていた。案の定、シリアルが器から飛び出し床に落ちた。ソクチくんがしゃがめないのはわかっていたので、私がほうきとちりとりを持ってきて掃除をした。そうしたら、ソクチくんが

You also need to wipe the floor.

と言った。私は気が付かなかったけれど、どうやら牛乳も飛び散ったらしい。床を拭くのは構わないけれど、「need to」に引っかかった私は、『自分が失敗しておいて「You need to~」っておかしくない?「Can you~?」とかのほうが良くない?』と言ったら、『そうだね…』と納得していた。

後日、義理の両親に会った時にこの話をしたら、2人とも『え?それの

どこが悪いの?

』という反応だった。そうか、親がこういう言い方をしていたら仕方ないのか。

ソクチくんに『2人とも特に反応なかったね』と言ったら、『お母さんの出身地方はそういうダイレクトな言い方をすることが多いんだ。例えば、アドバイスをするときにDu musst(しなければならない)というけれど、標準ドイツ語ではDu solltest(したほうがいい)とかね。ちょっと言い方がきつくなるから自分も気を付けているんだけど、なかなか難しいね』ということだった。

人にものを頼むときはもう少し気を配ってほしいけれど、私が頭の中で柔らかい言い方に勝手に変換するほうが早いかも。

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