徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

結婚式を思い出す

2017-09-29 04:09:08 | Weblog


知人が役所で行われる結婚式の通訳をすることになった、と聞き、私たちの結婚式を思い出した。

私たちの式は1時間ほどで、役所の人が話をし、結婚後の名前や自分の意思で結婚することを確認後、書類に署名をした。私は当時もドイツ語があまりできなかったので、ドイツ人の友達に通訳を頼んだ。

友人の通訳に不満はないけれど、役所の人が話をした部分に関しては

全く通訳なし

だった。
私のつたないドイツ語能力では、何を言っているのかはほぼわからなかったけれど、控室にかかっていた絵(写真)について『赤は○○を表していて…』などと、言っていたような気がする。そして、それは結婚生活に関するアドバイスみたいなものだったのではないかと推測した。

式後、ソクチくんに聞いてみたけれど、『

緊張しすぎて全然覚えていない

』という。まぁ、重要ではないだろうし、と思い数年過ごしてきたけれど、ここにきて気になり始めた。

ソクチくんが『母なら覚えているかも』というので聞いてもらった。義母からの答えは、『そうね、覚えているのは役所の人が

コーヒーカップ

持ってきて机の上に置いたことだけね』だった。

そうだ。役所の人、コーヒーカップ(マグカップ)を持って登場したんだった。署名する書類の隣に置いたから、書類を汚さないかどうか気になったんだった。
式の途中で飲んだかどうかは覚えていないけれど、持ってきた、ということは飲んだんだろうなぁ。

ドイツは自由だな、と当時思ったけれど、今も義母の記憶に残っているということは、義母もびっくりしたのでしょう。


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2 コメント

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記憶とは、、 (verdavojeto)
2017-10-03 02:07:58
そんなものなのでしょうね。

私達の結婚式は通訳は無かったけれど、必要だったとすれば、花婿がエスペラントで私に通訳してくれたのでしょう、英語のEの字くらいしか知らない私でしたから。
我が夫の従弟の結婚式では、ダブル通訳だったよう。トロント市役所で、ハンガリー語とスペイン語の結婚式だったから、夫がハンガリー語の通訳に出て行って、スペイン語の方は多分お嫁さんの兄弟の誰かも出て来たのでしょうね。私は子供たちも小さかったし家にいましたが、通訳付きの結婚式?とビックリしたものです。
巧く行っていればその日の記憶が曖昧でも問題はないと思いますよ。
お幸せに!!!
ありがとうございます! (あお)
2017-10-04 23:10:24
普段は結婚式のことは思い出さないのですが、ふと、「何を話してくれたんだろう」と気になってしまって。

ご主人もエスペラント語ができたんですね。そしてハンガリー語も!マジャル語ですよね。私も仕事関係でほんの少しだけかじったことがあります。

ドイツでも街によっては英語で式を行ってくれるところもあるようですが、私のところはドイツ語のみでした。そして、「自分の意志で結婚する」ということを役所側が確認する必要があるため、通訳は配偶者はもちろん、配偶者側親族、友人もNGでした。

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