ただ生きるのではなく、よく生きる

自然の法則をとらえ、善(よ)く生きるために役に立つ情報を探して考えてみる

相対性原理から幸福を考えてみる

2017-06-29 18:51:51 | 知恵の情報
労苦のあるところ、至るところに幸福がある。それは、幸福と労苦と、相対的である
からである。相対性原理に、絶対速度のないように、幸福にも、一定不変の存在は
ない。上が高ければ、いよいよ下が深く、歓楽がいよいよ多ければ、ますます
哀情が強い。親から受けた富や門地は、本人のためには、中性である。幸福の
実感はない。

宝丹の語に、身家盛衰・循環の図というものがある。富足・驕慢・奢侈・淫暴・禍変・
困窮・悔悟・勤苦・節倹・貯積・富足・驕慢・・・・・・と多かれ少なかれ、常に循環して、
とまるところがないのである。

─『現代に生きる森田正馬のことば 生活の発見会編II 新しい自分で生きる』
 生活の発見会 白揚社より

■身家盛衰循環図系(シンケセイスイジュンカンノズ)
大正と元号が改まった時、安田善次郎が家族に遺し示した教えです。
人間が陥りやすい落とし穴と進むべき道を監事二文字の言葉で表し、それを線で結ん
で分かりやすくフローチャートのようにまとめられています。

 まず“困窮”の中にいる人間は、“発奮”するか“挫折”するかに分かれる。
“挫折”した者は前には進めないが、“発奮”した者は“勤倹”を旨として生活し、
やがて“富足”の状況となる。ここで分かれ道が待っている。“修養”の道を選んだ者は
“喩義”(真理の追求)に進み、“清吾”(教養のある趣味)を楽しみながら“安楽”の境地へと
至る。ところが、“富足”の段階で“傲奢”な生活を選んだ者は、“喩利”(利益の追求)に走り、
“煩悶”し、やがては最初の“困窮”の状態に戻ってきてしまう。
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