迷い子のつれづれ

フツーの働く主婦の毎日

父の入院

2012年09月02日 23時31分51秒 | つれづれ
父は82才。もう十分いいお年だ。
子どもの頃から 体が弱くて 子煩悩なおじいちゃんが
過保護で育ててきたらしい。
だから 本当にいいお年なのだ。
孫の私から見ても おじいちゃんは体も大きくお酒も強く
コワイくらいの明治の男だった。
父は その大きな影を越えられず でもオイルショックや阪神大震災なども
なんとか乗り越えてきた。
もちろん 母がいたからではあるが。

虚弱体質だと自他ともに認めて 『もうアカンわ。』が口ぐせで
かかりつけ医の口から『あまり長くはない』とも言われてきた。
でも 特にこれといった持病はない。
入院する必要はなんだろう?
食べない。たしかに。
でも 個室に入っていて母が病院に行くまで ほぼ一人。
あっという間に 何もかも忘れてしまったみたいだ。
話すことも 声を出すことも 手をふることも
だから もちろん歩けなくなっていく。

病院をかわって 今日は比較的元気だった。
遠くにいる私のわがままだろうけど 家に帰してあげたい。
できれば 私も家に帰りたい。

どうしよう。



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