売春行為を厳しく取締っている中国でよく言われている言葉に『淫虫』スタンプがあります
この意味は外国人が中国国内で買春行為をして摘発を受けると法律に基づき処分を受け、パスポートにその内容を意味する記載としてこの文字のスタンプが押されてしまい、二度と入国が出来ない？
また対象者は国外退去処分となり、出国手続きの際にスタンプが捺印されたパスポートだと係員から軽蔑されると同時にパスポートを放り投げられる？とのまことしやかな話も聞いております
実際にそのような体験に遭遇したことが無いものですからそれが事実か否かは全く知りませんが、このスタンプの話は中国で遊んでいる人の間では誰もが知っている内容です
しかしながらいろいろとこれに関して調べてみましたところ、どうもこのスタンプに関しては都市伝説であるとの事らしいです
確かによくよく考えてみたら今や出入国管理は全てオンライン化され、昔のようにパスポートに処罰記録を記載する必要はありませんので、仮に過去においてそれらの処分がなされていた場合は入国時に直ちに判明するでしょうから、その時点で入国拒否される事でしょう
台湾でも公娼制度が廃止された直後にも関らず、買春目的でやって来る外国人観光客と言うより日本人に対して当時の台北市長であった馬英九氏が「日本の観光客は歓迎するが、買春は別だ。一人でも来たら必ず捕まえ、買春旅行者のパスポートには『淫虫』というスタンプを押すことを指示」したとの話があったみたいですが実際には摘発はあってもスタンプは実施されていないとの事です
仮に捺印されたパスポートを所持していればある種の自慢になるのでは？と言う人すらいるとの事です
