鳩歩堂アネックス

ワッフル・果実酒・クロッキー・ナドナド

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スワローのリトブラックが苦手……キモプ近況

2017-06-05 11:26:22 | キモプレート
ご無沙汰してしまいました。
キモプのテクニックは周囲に使う人が殖えず、我が家でガラパゴスイグアナのように固有種に進化しつつある今日このごろ、情報発信する動機が薄れていました。

あいかわらず人物のクロッキーに着彩するという手法が多いです。最近みつけたテクニックは色のある紙にまず白で人物の肌などになる部分を刷って明るくし、その上にクロッキーの黒を刷り、それから薄く着彩していくものです。

ミ・タントとかマーメイドのようなパステルに使うような色紙を使うと、下地に白が刷ってある部分に擦り重ねた淡彩の色は明るく発色し、白が刷ってない部分は暗くなるため、思わぬ複雑な効果が出ます。上の画像で手に持っているノートの表紙は薄紫ですが、同じ色が白の下地なしに直接紙に染み込むと帽子などの茶色になりました。

ところで、リトグラフをやっている方、スワローのリトブラックはカーボンが水の膜に滲み出すし地汚れもするし、使いにくいと思いませんか?それともキモプレートだけの現象なのでしょうか。

我が家では使用頻度や置き場所やお値段を考えるとスワローのリトグラフ用インクを揃えることができません。油絵具などにビクトリアを混ぜて使っています。黒だけはよく使うので以前はスワローのリトブラックを使っていましたが、1缶使い切ってからしばらくはサクラ版画用インク(油性)や文房堂のエッチングインクにNew30ビクトリアを1:1位に混ぜて使っていました。今日久しぶりにリトブラックを買ってきて使ってみると、やっぱり汚れやすい。

下の画像はスワローのリトブラック100%で擦ったものを暗めにスキャンした画像。


一方次の画像はサクラ版画用インク(油性)とNew30ビクトリアをだいたい1:1に混ぜたもので擦ったのを同じ条件でスキャンしました。


リトブラックの方が絵の周囲が薄黒く汚れています。リトブラックはザボハウスに寄付してしまおう(笑)
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アンドーヒロミさんの版画を購入しました

2016-07-01 23:14:56 | 日記
アンドーヒロミさんのchou-choという版画を購入しました。



ひらひらしたちょうちょをこんなにカドばった形にできる大胆さがかっこいい。

歯車とか鉄塔とか電車とか金属系のモチーフも多いアンドーさんですが、金属は逆になぜか柔らかみがあったりします。アンドーさんの作品では歯車の中に犬みたいな形の小さい部品が1個混じっていたり建物や鉄塔が大胆にトリミングされていたり、オモシロさや躍動感を演出する何かが仕掛けられていると思うのですが、一見シンプルな作風だけに念のために幾つも面白い仕掛けをしておくようなことをしたらきっと台無しになってしまうと思います。そう考えるとあの作風はじつはシビアな条件なわけで、それでいてどの絵も過不足なくかっこいいというのがすごいです。
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ロゴ制作とGIFアニメ

2016-06-15 23:42:51 | 日記
職場で新しい研究センターのロゴ制作を依頼されました。



鳩歩堂が本業で勤めているのは科学技術系の研究所でデザイン関係じゃありません。Adobe Illustratorを操る人もあまりいないので鳩歩堂にお鉢が回ってくることがあります。以前にもひとつやったことがありました。

このセンターではロゴだけでなくホームページを外注しないで秘書さん2名が作ることになり、まったくの初心者の状態から始めましたが、試行錯誤しながらも形になりました。ホームページのどこかに動きがあるほうがいいというので、ロゴをアニメーションにして動かすことに。鳩歩堂はイラレしかもってないので、イラレで作ってPNG形式で保存したフレームをフリーソフトのGiamでつなげてGIFアニメーションを作成しました。動きが単純なのともう少し凝ったのと2種類あります。ホームページ内の区切り線とかイラストなどにも鳩歩堂作品が使われています。
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キモプ近況‥‥来週はザボ展

2016-05-16 21:04:26 | キモプレート
お久しぶりです。
来週月曜からザボハウス25周年展です。作品がなんとか3点できあがっています。今年もキモプレートによるリトグラフですが人物画以外の路線を開拓してみました。



ペンに溶き墨(シャルボネールの液体で売っているやつ)を付けて描いたり、4倍くらいに薄めた溶き墨を筆で塗ったりしています。



星みたいに抜けているところは、ガソリンをパラパラと……。

去年の今頃はボールペンでキモプレートに描画して製版する方法を模索していましたが、結局成功しませんでした。ボールペンの製版は安定しないので諦めましたが、丸ペンに溶き墨をつけて描けばボールペンよりも細い線も自在に描けることがわかりました。丸ペンにも種類があって、非常に細い線が描けるものやある程度太さをコントロールできるものなどがあります。丸ペンが細すぎる場合には指先形をしたブラウゼN0.29 EFというペン先も使っています。紙に比べてキモプレートはインクを吸収しないので、ついついペン先を押しつけ気味にして溶き墨を画面に移動させようとしますが、そうするとボテっと溶き墨が落ちるというトラブルが起きやすい。それに比べると丸ペンは細いので表面張力によるインクの保持性能が良いのも長所ですね。

次の日曜には搬入というこの時点に、なおもう1点追加しようとしています。今年の作品はみんな小さいので。



他の作品とかなり傾向が違うのでこれを採用するかどうかは未定です。
12色もあるんですが昨晩だけはじめから全部刷ることができました。



それができるのもキモプレートの工程が簡単なため。ドアの色は全部違う6色ですが版は1枚なのでローラーで色分けするなら非常に小さいローラーが必要です。しかし、そういうものを持ち合わせないので、手袋にインクを付けてポチポチと版に載せて印刷しました。



髪の毛と屋根は同じ版なので、色は12色ですが版は6版ということになります。また、八つ切の額がちょうど良いくらいの小さい作品ですが、ドアの部分の色がぴったりズレ無しに印刷されているでしょう。これもキモプレートの特徴です。色版は墨版に重ねて透かして描いているので、ほとんどズレることがありません。


ザボ展の情報はザボハウスのHPを
ご覧下さい。

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山宮律子さんの銅版画を(母が)購入しました

2016-02-07 10:56:57 | 日記
ごぶさたしてます。
山宮律子さんの銅版画を母が購入しました。



母は山宮さんの作品を4点位持っていると思います。現在は階段を上りきった正面がこの絵で、右側の壁にも山宮さんの小さい作品が掛けてあります。
今回はシートで購入しヴィシーズ三郷店で額装しました。断面の形がカマボコ型のシンプルな額縁で、これはチークですが色違いにダークオークもあります。じつはヴィシーズ三郷店で一番安いタイプですが、自宅の内装がチークの飾り気の少ない建具と白い壁なので、この縁がよくマッチするし安上がりで重宝しています。自分でもザボ展に出品するときにほとんどこの額縁を使っています。
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