中国雑聞記

当地の新聞ニュースの中から、日本では報道されないものを紹介し、中国庶民生活の一端でも感じてもらえたらと思います。

北京のマンション価格2けた下落

2008-01-11 17:26:44 | 経済
CCTV(中央電視台)経済30分報道;
中国不動産指数研究機構のデータによると、2007年12月北京のマンション価格は大幅下落した。
値下がり幅は20.25%で、新築・中古物件の取引量は見るも悲惨で、完全に買い方市場となっている。取引量縮小・デベロッパーの陰での値下げ・マンション価格下落の三部曲は、深センや広州でも演じられている。

記者の分析によれば、やはりマクロ調整による金融引き締めや、セカンドハウス取得に対する貸出制限が影響しており、先々の価格に悲観的予測を持っているためとしている。

中国不動産指数システム提供のデータによると、2007年11月末現在北京市マンションの平均価格は1平米あたり15,162元で、12月末は12,180元と19.67%値下がりした。
北京の東城・西城・崇文・宣武4区では、11月末のマンション平均価格は1平米あたり23,467元だったのに対し、12月末は18,401元まで下落(-21.59%)。朝陽・豊台・石景山・海淀の4区では同15,829元から14,715元(-7.04%)へと下落した。一方、通州・順義・房山・懐柔など11の郊外区では価格が大幅に上昇している。ちなみに当該システムは北京市全ての販売物件をデータソースとしているとのこと。
尚、1ヶ月前、北京のデベロッパーの大半は「北京のマンション価格は絶対に下落しない。」と断言していたという。

実際のところ、デベロッパーは2007年9月10月頃からマンション市況の悪化に気づいていたらしい。
北京市朝陽区の商業地域に位置する○○苑は、8月24日に予約販売認可をもらったが、総販売数638戸中、売れたのは僅か2戸だけ。一括払いに対しては5%値引きを行っているが、効果は全く無い。
ここからさほど遠くない新築物件も10月の販売開始以来、総販売面積17,008平米のうち12月までに売れたのは約10%の1,780平米に過ぎない。

デベロッパーの販売員は、2006年は2007年との比較質問に対し、2007年初めまでは非常に好調だった。この数ヶ月売れ行きが悪いと回答している。マンション不況は彼らの収入にも当然影を落としている。彼らの給与は固定給月1,000元程度+販売価格の0.1から0.3%の歩合給。景気のいいときにはひと月数万元の歩合給が得られる高級ホワイトカラーだったが、ここ数ヶ月販売実績が無く、今では固定給1,000元のみの低所得者となってしまった。
ジャンル:
アジア
キーワード
中央電視台
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2 コメント

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はじめまして (海底ロンメル)
2008-01-12 09:46:59
はじめまして。
海底ロンメルといいます。

中国の不動産関係の記事をさがしていて、このブログ
にたどり着きました。

日本では報道されていない事が多く、大変参考になりました。
今後も見させていただきます。
返答遅れてごめんなさい。 (Qd)
2008-01-24 17:03:29
海底ロンメルさん、はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
実は先週ぎっくり腰をやってしまい、寝たきりでした。(トホホ)
文化や習慣の違いから、戸惑ったり腹立たしく思うことも多々ありますが、なるべく公平な観点で書こうと心がけています。これからも宜しく。

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