中国雑聞記

当地の新聞ニュースの中から、日本では報道されないものを紹介し、中国庶民生活の一端でも感じてもらえたらと思います。

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城管とは

2007-07-24 09:34:44 | 世相
チンタオの新聞によると、市南区城管行政執法局所属の8つの中隊は、防刃チョッキ・手袋、鉄製ヘルメットなどを標準装備することになった。これは青島市では初めての試みで、先週女性城管が殴打された事件への対応措置と見られる。

「城管」とは日本人には耳慣れない言葉だが、中国の都市部では「城管」の制服をよく見かける。「城管」の「城」とは「城市」の略で都市を意味する。つまり都市を管理する部門で、各地方政府に所属した地方条例に基づき都市秩序の維持管理を執り行う部門である。

彼らは具体的にどういうことをするのかというと、無許可の露天商の取り締まり。人の集まりそうな大規模量販店や百貨店の近辺などには小物を売る露天商が多い。又、居民区周辺には屋台の串焼きとかが無許可で出店している。こういった露天商が扱うものは品質衛生面で問題があり、串焼きの煙は近隣住民にとって非常に迷惑でもある。
そこで「城管」の出動となり、商品や屋台は没収、併せて罰金を科すことになる。
露天商も生活がかかっているから、すぐに商品をまとめて逃げられる工夫をしている。彼らは路上に布を広げ商品を並べているが、この布には仕掛けがあって、両脇の紐を引っ張ると一瞬で布袋に早変わりする。露天商仲間が「城管!」と叫ぶやいなや、3秒以内に商品は全て布袋の中に収まり大勢の露天商が全速力で走り出す。こんな光景を何度か目にした。

小物売りはまだしも、食い物屋台となると身動きが取れない。そこで時として城管との間で暴力沙汰になることがある。城管は法の執行者であるが、必ずしも安全ではなく危険を伴う。彼らに暴力を振るえば、事態はもっと深刻になることは容易に想像できるはずなのだが、<中国には追い詰められると暴力に訴える人間が多い>。(余談だがこのことは、中国で暮らす日本人は肝に銘じておく必要がある。)
でも露天商側からすれば、権力を笠に着て暴力を振るったり、中にはみかじめ料を脅し取る城管もいるそうだから、おあいこ様かもしれない。
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キーワード
みかじめ料
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