QAZのつれづれ日記

  思いついたことを気ままにブログで

ふるさと納税のマンゴーが届きました

2015年07月07日 | グルメ


4月末に申込んでまだかまだかと待っていました宮崎県小林市の「完熟マンゴー」2個がクール宅急便で届きました。
この完熟マンゴーはマンゴーが完全に熟しネットに自然落果するのを待って収穫したものだそうです。

どんな果物でも母なる樹の栄養をたくさんもらっておいしくなるため樹から離れるときが一番おいしく、収獲するのに手やハサミを使わずいつ落ちてくるかわからないのを待ちますので収穫時期が定まらず発送が遅くなってしまうのでしょう。
大変な人気のようです。

このマンゴーのふるさと納税額は2万円でした。
2万円寄附しますと寄附者は来年地方税が1万8千円減税となり、寄附された自治体はこの2万円から商品のマンゴー代と送料を差し引いた分税収が増加、逆に寄附者の居住する自治体は1万8千円税収が減ることになります。

結局寄附者は自己負担2千円で特典の商品をいただけることになります。
損得で言えば、ふるさと納税で一番得をするのは寄附をされた自治体、次に得をするのが寄附者、損をするのが寄附者の居住する自治体です。

寄附をした4月頃は市場でまだとても高くデパ地下で1個数千円から1万円くらいしていたマンゴーですが、今の時期かなり出回っています。
とは言っても価格的にリンゴやバナナのように毎日気軽に買えるという果物ではありません。
妻がとても食べたがっていた果物です。
さっそくいただきましたがさすがブランド品、香りと甘みは十分でした。

税制が改正され今年からふるさと納税の上限が2倍になりましたので住民税寄付金税額の控除限度にまだ余裕があり、今度は北の大地北海道に納税し特典のメロンをいただくことにしました。
9~10月頃届く予定です。

自己負担の2千円は1回ごとの寄附について必要となるものではなく年間の寄附金総額に対してですから、メロンを頼んでも自己負担が増えることはありません。
2千円の負担のままマンゴーだけでなくメロンまでいただけるのですから利用しない手はありません。
ネットで手続しカード決済できる自治体が多くなり便利になりました。

ふるさと納税は寄附する者からすればどこに納税してもお得感ある嬉しい制度です。
都市部の寄附者が地方に寄附する分にはその地方自治体は潤うのですが、例えば夕張市民が自分の住む夕張市にふるさと納税してメロンをいただくとなれば話しは別で、市は得をするどころか寄附者への大幅減税によって損をし行政サービスの低下にもつながりかねません。
現行の地方税法では自分の居住する市町村に寄附することもできてしまいますので、このあたりは今後の制度的課題かも知れません。

寄附する側、寄附される側双方の自治体がお互いふるさと納税を受け付けていれば損得お互いさまですが、ふるさと納税を受け付けていない自治体は自分の市町村に居住する人がどこにふるさと納税しても損する一方ですし、ふるさと納税を受け付けてはいても何の特典商品も用意していない私の居住する自治体のような場合もご利益は薄いことになります。

この7月からパン、パスタ、納豆、チョコレート、ふりかけ、文房具など値上げのラッシュです。
このふるさと納税で地方振興に寄与するとともに特典をいただいて得した気分を味わうのも良いのではないでしょうか。

関連ブログ:
ふるさと納税の上限を2倍に (2015.01.10)
ふるさと納税 (2014.08.24)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿