名古屋国際女子マラソン

2009年3月8日名古屋国際女子マラソンに一般参加した、高橋尚子選手。


高橋尚子選手は、マラソン中、笑顔を絶やさず、沿道に詰め掛けたファンに時折手を振りながらそのまま走り抜け、２時間５２分２３秒の２９位でゴールしました。

フィニッシュ後はシドニー五輪で競い合い、この日も走ったリディア・シモン選手と抱き合い、両親から花束が手渡されました。

「３０キロ過ぎから、走り終えるのがもったいないと、込み上げる気持ちがあった。温かい人たちに出会えてうれしく思います」と涙ぐむ場面もありました。

解説者デビュー

１１月２４日に開催された国際千葉駅伝で第１中継車で解説者デビューを果たしました。

国際千葉駅伝の開会式では、本大会の盛り上げに貢献したとして、高橋尚子さんに大会組織委員会の青木半冶名誉会長から感謝状が贈られた。

東京国際女子記者会見

　東京国際女子マラソン（１１月１６日）の招待選手記者会見が１４日、都内で行われ、現役引退した高橋尚子さんが、“取材記者”として参加しました。

　出場する有力選手の記者会見場に姿を現し選手以上に注目を集めたそうです

高橋尚子選手 ご苦労様でしたm(_ _)m

会見終了後、記者からねぎらいの拍手が送られると、気丈に振る舞っていた高橋選手の目に涙が・・・・

Ｑちゃんは両手で顔を覆い、会場を後にした。

高橋尚子選手の引退会見

第一声は「高橋尚子です。本日をもちまして現役引退を決意いたしました。まずは３大会連続出場を心待ちにファンの皆さま、陸上関係者の皆さま、最後まで支えて下さったスポンサーの皆さまに深くにおわびします。」でした。


３大会連続目標という大きな目標を掲げ、その中で毎日必死に練習を続けた中で、こういう決断ができたというのは、自分の中では完全燃焼できたかな。今の時点ではさわやかな気持ちです。


今年３月の名古屋マラソンで、ずっと抱いていたオリンピックの夢は途絶えました。ただ、２００１年ごろからずっと目標にしていた３大会連続に走る目標を立てました。その時期は、引退は頭に全くなかったし、お礼をこめて、３大会優勝するぞという思いを持っていました。


アメリカに渡り合宿を始めて、８月ぐらいから、このままではいけない、まだがんばらないといけないと思うようになりました。今の状態、プロ高橋尚子を皆さんの前に堂々と自信をもってお見せできるのか、このままでいいのかと思うようになりました。このまま３大会に出場するのが「ファンラン」になるのであれば、いったん、引退して、現役を退いてからのほうがいいのではないかと。しかし８月の時点では、人生を変えてついて来てくれたチームＱのみんなにも相談出来ず、自分で悩んでいました。


約１か月の間、練習をしながら自分の中で考えながら走ってきましたが、やはり思いは変わることはありませんでした。１０月１０日、ファイテンの社長に胸の内をあかし、最終的に決意することになりました。


今の心境としては、中学から陸上を始め、オリンピック、世界記録と、多くの陸上経験をし、台風のごとく、いろんなことが過ぎ去って、引退まで悩みました。今は、過ぎ去った台風の後のさわやかな風が吹いている、というのが心境です。


脚が痛いとか調整不足とか、そういう決定的なことではなく、練習をしていく中で、これを「プロ高橋」といって皆さんの前に堂々と立てるのか。ここはこのくらい走っておきたい。やっぱり出ておけばいいやという走りはしたくない。自分の納得のいく走りが出来なくなったこと、そして精神的、肉体的に、これが限界なのかなと自分で感じたことが引退を思う原因となりました。


確実ではないのですが、ここで最後というのも悲しいので、ありがとうラン、さよならランのようなことが出来ないかなあと。あと、陸上はずっと大好きなので、５０、６０になってもジョガー高橋として走り続けていきたいと思います。


これを機に自分に出来るいろんなことにチャレンジして、また空いた時間に走って、東京、名古屋を連続して走る機会があったらチャレンジしたいと思います。

高橋尚子選手、現役を引退！！

２０００年シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手が引退することを決めたそうです。

「２８日午後に東京都内のホテルで引退会見を開く。」と高橋選手のマネジメント会社が発表したそうです。

これからは高橋尚子選手、新たな夢に向かって頑張って下さい。

引退後は“陸上親善大使”

特任教授を務める母校・大阪学院大の入学式に出席し、現役引退後、“陸上親善大使”になるプランを明かしました。

「どうやって社会貢献できるかを考えた。私にできることは、ボランティアなどで陸上の楽しさを伝えること」と将来について言及しました。さらに「陸上部をもっと強くして、オリンピック選手を育てたい」と母校陸上部監督就任にも意欲を見せました。

３大レース（東京、大阪、名古屋）への調整を「１０キロとかハーフとか、手近なレースを取り入れたい。（合宿先の）アメリカも近くで大会があるので、実戦で練習したい」と明かしました。

■国内３大会連続出場を表明■

３月２４日、高橋尚子選手は日本の３大女子マラソンとされる１１月の東京国際、来年１月の大阪国際、３月の名古屋国際の３レースに連続出場する意向を表明しました。

今月の名古屋国際女子マラソンで２７位と惨敗して北京オリンピック代表から落選した高橋選手は「マイナスからのスタートで、大きなことは言えないけど、３大会を連続で走るのが夢だった。応援してくれる人に恩返ししたい」と説明しました。

事実上の“引退巡業”とも、言われていますが、高橋選手は「２００１年に（ベルリンで）世界記録を出したころから考えていた。新しいことにチャレンジしたい」と説明しました。「（３大会）１本１本全力でやっていきたい」と意欲を示しました。３大会とも０９年世界選手権（ベルリン）代表選考会となりますが、「東京でいい結果を出せて（代表選考に絡んで）も、大阪、名古屋に出ます」と強調していました。

現役続行を表明

名古屋国際女子マラソンで２７位に敗れた高橋尚子選手が、１０日に行われた日本陸連の理事会で強化指定選手から名前を外されました。現役続行を表明した高橋選手でしたが、今後はより取り巻く環境が厳しいものになりそうです。

マネジャーの安野仁氏は今大会の失速について「ひざは関係ない。直前になって急に体調不良になったようだ。原因は分からない」とのことでした。


３月下旬には本格的な練習再開をするそうです。海外を含めたマラソンでの再出発を示唆し「（右ひざ手術の昨年）８月から上り調子なので、ゼロには戻したくない」と話したことで、早ければ９月２８日のベルリンマラソン出場の可能性も出てきたようです。

名古屋国際女子マラソン完走