幕末、稀代の名石工として誉れ高い「丹波の佐吉照信」が弟子達と刻んだ石仏。
石仏ファンならずとも多くのページで紹介し尽くされているので・・・、僕は僕なり気に入ったものだけをUPしておきます。
宇陀市古市場を貫く国道166号線から、国道369号線に抜ける県道218号線沿いの通称「平井大師」と呼ばれる四国八十八カ所ミニ霊場がある。
殆どは簡素な覆い堂を掛けられた背丈60~70cmの舟形石仏・・・、どこのミニ霊場でも見かけそうな石仏です。
入口には四国八十八カ所第一番霊仙寺(りょうぜんじ)釈迦如来と弘法大師坐像。
等身大程の地蔵菩薩
厚肉彫りで慈悲深く落ち着いた表情が印象的。
第26番金剛頂寺の札が上がる石仏・・・検索してみると室戸に在って西寺という通称らしい。
この霊場は、嘉永、安政の頃(1848~1859)に各地の施主によって寄進、建立されたもので、台石に寄進者の指名が残されている。
第39番、赤亀山延光寺の薬師如来石仏。
名石工故の哀しさか・・・顔立ちにも隙が無さすぎるような???
第42番、佛木寺の金剛界大日如来・・・・。
僕のお気に入り・・・、第45番、海岸山岩屋寺の不動明王。
総供養塔と刻まれた石祠に収められて居ます。
何故かこの一体は特別な意味でも有るのでしょうか・・・・・。
小さいながら力強く、リアリティーに富んだ像容で力強さが感じ取れます。
最後にほぼ等身大の長谷寺型十一面観音菩薩立像。
やっぱり落ち着き払った表情です。
88ヶ所石仏を一つ一つつぶさに見て回ると、ちょっと食い過ぎになるかも??
撮影2011.11.17