ちょっと遠目には山裾に突き出した大きめの石
目を凝らしてじっと見つめると医師の中央辺りに何やら、舟形光背状に整えた中、双体仏らしき物陰が浮かび上がる。
御斎峠を越え多羅尾から小川集落への県道139号線沿い、場所が解ってこれだけ探してもなかなか見つけにくい谷川越しの笹薮の中・・・。
おまけに掲示板や案内板は有りません。
見ての通り全体に地衣類が覆い尽くし全く斑状態・・・・何が何やらですが???
向かって右手に阿弥陀如来立像、左手には地蔵菩薩立像・・・、ともに像高40cm程・・
しかしいくら長い間放たらかしにされたにせよ、この地衣類の蔓延りは半端でない・・・・
今度行った時にはこの忌々しい地衣類を藁箒の様なもので注ぎ落とそうか・・・
推定、鎌倉時代の造立と言うことですが・・・銘が確認出来るかもです。
撮影2012.8.16
今の状態では何ともなりませんね。
この磨崖さん、たわしでも持って行って大掃除しないと何が何やらですもんね。
場所も場所だけにあのままじゃ、どうにも成りませんね。