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福島県福島市  下鳥渡(しもとりわた)供養石塔(陽泉寺阿弥陀三尊来迎供養塔)

2012年10月24日 | 石仏:東北

東北の石仏で顕著な特色を持ち、福島県中通り地域に密集している「阿弥陀三尊来迎石仏」、その中でも最優秀なものとして必ず挙げられる石仏です。

しかし例により暗いお堂にしっかり鍵を下ろされ、やっぱりレンズだけを格子戸から差し込んでの不自由な撮影、おまけにその日は季節の変わり目の大雨・・・、どうにも成らないような拙い写真に成ってしまいました。

東北道福島ICより南西方向に約1.5km、低い丘の西向き斜面に陽泉寺という寺院があり、それに続く北側斜面、林の中に簡素な堂が建ち、厳重に鍵を下ろされ安置されて居る。

鎌倉時代中期 正嘉二年(1258)の銘を持つ来迎阿弥陀三尊供養塔は国の史跡にも指定された我が国屈指の供養石塔として良く知られている。

高さ168cmの凝灰岩自然石の表面を角形に少し彫り沈め、中に、雲に乗り来迎印を結ぶ阿弥陀像を中心に、観音・勢至の両菩薩を従えた三尊を絵画的な美しさを持つ薄肉彫りで刻みだして居る。

中尊は光明放射頭光を背負い少し腰を折り、三尊共に動きのある素晴らしい出来栄えですが、なにせ写真が思うように撮れなくて残念です。

永らく土中に埋もれて居たため風化摩耗から逃れて保存状態も良好です。

右側刻銘には「右志者為悲母也、平氏女敬白」と有り、亡き母の供養の為にと平氏出身の女性が造立した事が窺われる。

堂外の傍らにもこの地方では珍しく花崗岩の自然石に刻まれた定形の地蔵坐像が祀られて居た。 

撮影2012.9.25

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2 コメント

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Unknown (たいしん)
2012-10-24 07:51:13
S字ラインが素敵ですね。
ぺんさんの歯痒さが伝わってきます・・・
Unknown (ぺん)
2012-10-24 09:47:03
まあ、国の史跡だから大事にされるのはしょうがないですけどね、もう少し格子を大きくしてもらわないとストロボも使えないし・・・・、中は真っ暗だし大雨だし・・・。

とかく御堂の中の石仏さんは難儀ですよね。

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